リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、固い絆で結ばれている恩師ユルゲン・クロップ監督の花道を飾る決意を語った。
9万人の観衆が訪れるカラバオ・カップ決勝に向けて「彼が去る前にタイトルを獲得する」と意気込んでいる。
リヴァプールは25日、カラバオ・カップ決勝でチェルシーと対戦する。プレミアリーグ、FAカップ、ヨーロッパリーグの4冠を残すリヴァプールにとっては、大事な最初のタイトルマッチ。今季限りでの退任が決まっているクロップ監督の花道を飾る試合としても注目を集めている。
今季からクロップ監督の下でプレーする遠藤だが、すでに指揮官とは固い絆で結ばれている。17日に行われたブレントフォード戦では、指揮官が遠藤に闘魂注入のビンタを見舞った直後に抱きしめるなど、良好な関係性が伺えるシーンにファンも感動した。
そんな遠藤がクラブ公式サイトでカラバオ・カップに向けた意気込みを語った。恩師であるクロップ監督のために、トロフィー獲得を誓っている。
「(クロップの退任を)聞いた時は悲しかった。彼の下でプレーしながら本当に楽しんでいます。残念ですが、彼が去る前に、彼のためにタイトルを取ることを望んでいます」
「ユルゲンの下でプレーしたのは1シーズンだけで、他の選手たちはもっと長くプレーしているので、より強い思い入れがあるかもしれません。でも僕も彼にはとても助けられました」
また自身にとってもリヴァプールで初のタイトルとなる今回のカラバオ・カップ。「僕にとっては大きな意味がある」と気持ちを込めた。
「もし最初のトロフィーを獲得できれば、残りの大会にもいい影響を与えると思います。ウェンブリーでプレーできることに興奮しています。9万人の観衆が訪れると聞いています。そんな特別なスタジアムでプレーするのは初めてです」
「リヴァプールでの初めてのタイトルですし、僕にとっては大きな意味があります。とても興奮しているんです。チームが勝つために全力を尽くします」
(ABEMA/プレミアリーグ)