【明治安田J1リーグ】サンフレッチェ広島2-0浦和レッズ(2月23日/エディオンピースウイング広島)
【映像】手が不自然ではない?浦和・ショルツの“ノーハンド”判定
一瞬ハンドかと思われたが、結果はノーハンドで開幕戦から審判泣かせの難しい判定となった。サンフレッチェ広島DF荒木隼人のシュートが浦和レッズDFアレクサンダー・ショルツに直撃。この時にショルツは右腕を広げずに体に密着させていたが、左手に当たっていたため「ハンドだな」「ないない」と視聴者の意見が分かれた。
問題のシーンはゴールレスで迎えた27分だった。広島のCKのチャンスに広島DF荒木がヘディングシュートも、これを浦和MF伊藤敦樹が右足でブロック。さらにそのこぼれ球を再び広島DF荒木が右足でシュートを放つと、浦和DFアレクサンダー・ショルツがこれをブロック。その際に右腕は体に密着はさせていたものの、ボールが左手に当たりVARが介入し、結果はノーハンドでPKとはならなかった。
これには視聴者も「ハンドだな」「当たってるで」「ハンドで草」「PKだと思います」というハンド派と、「これは取れない」「ハンドにはならない」「ハンドなわけない」「ないない」というノーハンド派とで、たくさんのコメントが寄せられた。
実況を務めた江本一真氏は判定待ちの際に「ボールに向かって手や腕を不自然に大きく広げた場合にハンドになります。手が不自然ではなく、普通にプレーして手に当たってしまった場合はハンドにならない。ディフレクションによるボールの軌道が争点になります」と競技規則についてコメントを残していた。
試合はホームの広島が2-0で勝利。ノーハンドでPK獲得とならなかっただけでなく、その後も53分にはFWソティリウがPKを外してしまう不運もあった広島だが、終わってみればクリーンシートで新スタジアムでの初戦を勝利で飾ることに成功した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)