【カラバオカップ】チェルシー0-1リヴァプール(日本時間2月26日/ウェンブリー・スタジアム)
【映像】遠藤航が高速タックル→シュートを間一髪でクリアした瞬間
120分間にわたり攻守に貢献したリヴァプールの日本代表MF遠藤航に対して、海外メディアが高評価を与えている。鮮やかなターンから攻撃のスイッチを入れる鋭いパスで決定機を演出するなど、持ち味を発揮した日本代表キャプテンにチーム2位の評価が与えられた。
海外初タイトルにあと一歩と迫った遠藤。チェルシーとのカラバオカップでもアンカーのポジションでスタメン出場すると、後半開始直後の45分には鮮やかなターンでプレスを回避し、左サイドに待ち構えていたリヴァプールのコロンビア代表FWルイス・ディアスへ鋭いパスを通した。
そのほかにも2本中2本のロングパスを成功させ、守備では地上戦17回中11回に勝利するなど攻守にわたって印象的なプレーを見せた。
この遠藤のプレーにSNS上では「日本人の誇り」「もはや伝説」「鉄人すぎる」「なんて選手なんだ…」など称賛のコメントが並んだ。
遠藤の活躍についてリヴァプールの地元紙『Liverpool echo』は、10満点中9点の評価を与えている。これは決勝点を挙げたファン・ダイクの10点に次いでチーム2番目の評価となった。また寸評では「リヴァプールがハイプレスを仕掛けるなか、タックルに入る場面が印象的だった。チェルシーが落ち着き始めると押し戻されたが、ボールを奪い続けた。取り消されたゴールのシーンではファウルを犯したと判定された」と、特に守備面での貢献度を高く評価している。
また『90min』ではチーム3位タイの7点がつけられ「執拗なチェルシーの中盤とよく戦った。120分という長い時間、ハードワークをこなした」と、同じく守備を高く評価している。
リヴァプールはこの試合に1-0で勝利。遠藤はスタメンフル出場でチームのカラバオカップ優勝に大貢献し、リヴァプールで自身初のタイトル獲得となった。
(ABEMA de DAZN/カラバオカップ)