【カラバオカップ】チェルシー0-1リヴァプール(日本時間2月26日/ウェンブリー・スタジアム)
両軍が一触即発の事態となっている。キッカケとなったのがリヴァプールDFブラッドリーのレスリングタックルだ。前に推進しようとし過ぎた結果のプレーだったが、受けたチェルシーDFチルウェルにとってはあまり気分の良いものではなかったようだ。
スコアレスで迎えた前半終了間際の45+2分、両軍の選手がピッチ上で感情を露わにしながら揉める展開となった。
あわや一触即発の事態に発展する原因となったのがリヴァプールDFコナー・ブラッドリーとチェルシーDFベン・チルウェルのマッチアップである。前半途中から右WGへとポジションを上げていた北アイルランド代表DFは、自慢の推進力で前に出ようとしたのだが、チルウェルがボールをタッチラインに逃がして進行を止めた。
しかし、それでもブラッドリーの勢いは止まらずそのままチェルシーDFに覆いかぶさるような形に。これに怒ったチルウェルが20歳の若武者の胸を突き飛ばすと、両チームの選手が飛んできて乱闘騒ぎへと発展した。
大人なブラッドリーはチルウェルに突き飛ばされてもやり返すことをしなかったが、荒れた場を静寂に戻すためにも主審は喧嘩騒ぎのキッカケとなった2選手を呼び寄せてイエローカードを提示。エキサイトした展開をなんとか仲裁した。
(ABEMA de DAZN/カラバオカップ)