【リーグアン】RCランス 2-3 モナコ(日本時間2月25日/フェリックス・ボラール)
モナコに所属する南野拓実が、RCランス戦で文字通りの大暴れ。守備で献身しながら攻撃でも大きな違いを作り、現地メディアからも大絶賛が寄せられている。
4-4-2の右サイドハーフでスタメン出場した南野は、守備の局面で献身的なプレスやスペース埋めを遂行。一方で攻撃面でも30分に素早い反応でオウンゴールを誘発すれば、78分には爆速ダッシュからPKを奪い、90+2分には高速シザースからの弾丸フィニッシュで決勝ゴールと際立ったパフォーマンスを見せ、RCランス撃破の絶対的な主役となった。
日本代表MFの攻守における貢献を、フランス唯一のスポーツ紙で欧州でも屈指の権威を誇る『L'EQUIPE』も絶賛する。試合のMOMに選ぶとともに、「モナコの救世主となった。2得点に絡み、PKも獲得した。アディショナルタイムには左足でゴールを挙げ、モナコに勝利をもたらした」と綴った。
さらに南野は、『L'EQUIPE』紙が選出するリーグアン23節のベスト11にも選出される(今季4度目)。チームメイトのDFウィルフリード・シンゴ、さらにリヨンのMFネマニャ・マティッチ、マルセイユのFWピエール=エメリク・オーバメヤンなど大物と顔を並べた。
モナコ入団1年目の昨季は出番に恵まれず18試合で1ゴール・4アシストだった南野だが、今季はすでに20試合で6ゴール・5アシストと充実。「モナコ王」から転じた「モナ王」の愛称も定着したアタッカーは、続くパリSG戦(日本時間3月2日)でも活躍が期待される。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)