【リーグアン】RCランス 2-3 モナコ(日本時間2月25日/フェリックス・ボラール)
“血と黄金”の色の煙がスタジアムを染めた。後半開始直後にホームのRCランスのサポーターが陣取るバックスタンドから大量の発煙筒が焚かれ、そのあまりの煙にピッチの一部が埋まる。試合は一時中断する事態となり、視聴者も「なにしてんねん」と衝撃を受けている様子だ。
1-2とRCランスが追いかける展開で迎えた47分、熱狂的なことで知られるホームチームのバックスタンドのサポーターたちが一斉に発煙筒を焚き始める。カメラにはRCランスのサポーターが、クラブの愛称である“血と黄金”のチームカラーである赤と黄色のマスクを被って、発煙筒を振り回す様子が映し出されていた。
その尋常じゃない煙の量によってピッチの一部は赤、黄、白に染まり試合は一時中断。また、カメラには同サイドでスローインの準備をしていたモナコのMF南野拓実が煙の中に包まれ、困惑している様子も映し出されていた。
このシーンを目撃したABEMA視聴者たちは、「タキの雲隠れ」「何も見えないんだけど」「マジなにしてねんw」「煙の中のタキ」「負けてるチームのやることじゃない」「リーグアンおもろい」「もはや火事w」と、衝撃の映像に驚きを隠せない様子だった。
その後、南野のスローインで試合が再開すると、サポーターの強烈な熱に背中を押されたホームチームは77分に同点で追いつくことに成功した。しかし後半アディショナルタイムの90+2分に日本代表MFに劇的逆転弾を決められ、黙らせられる結果となった。
熱すぎるRCランスのサポーターも、30分にオウンゴール誘発、78分にPK奪取、そして90+2分には高速シザースからの弾丸フィニッシュで決勝ゴールと際立ったパフォーマンスを見せた南野には脱帽したことだろう。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)