【明治安田J1リーグ】東京V 1-2 横浜FM(2月25日/国立競技場)
まるでプロレスのような珍場面だった。横浜F・マリノスの新加入GK、ポープ・ウィリアムがボックス外で相手選手とのフィジカルバトルに発展。自身でピンチを招いた場面で、まさかの行動に出た。
2024シーズンの明治安田J1リーグが開幕。16年ぶりのJ1復帰となった東京Vは、昨季2位の横浜FMと国立競技場で対戦した。Jリーグ開幕のオープニングゲームと同一カードということもあり、会場には5万3千人超のファン・サポーターが詰めかけた。
大注目の試合は、開始早々の3分に動きを見せる。東京Vの縦パスをカットしようとボックスを飛び出したポープだったが、ボールの処理を誤り東京VのFW木村勇大に奪われる。
ポープは木村のユニフォームを掴み、さらにはローキックのような形でボールを奪おうとした。そのまま両選手はピッチに倒れ込むと、主審の笛が吹かれた。
このシーンは、ポープのハンドおよび、決定機阻止の疑惑でVARが介入。ファンからは「ホールディングじゃなくてハンドなの?」「レッドかと思った」など声が挙がったが、結果、ハンドの判定となり東京VにFKが与えられると、これをMF森田晃樹に直接叩き込まれた。
開始早々ピンチを招いたポープだが、以降は持ち直し安定した守備を披露。SNS上でも「1失点目はいただけないけど、決定機を防ぎ続けてくれた」「全体的に見るといいプレーしてたと思う」「マジで神ってた!」「セーブ良し、ビルドアップ良し」など好意的なコメントが多く見られた。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)