【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア1-1ガンバ大阪(町田GIONスタジアム)
今シーズン初の退場シーンが物議を醸している。ファンの間でも「これは厳しい判定」「足裏で蹴ってるもんな」と意見が真っ二つとなる一幕があった。
注目のシーンは、FC町田ゼルビアが1点リードして迎えた60分。ガンバ大阪のMF鈴木徳真が胸でボールをコントロールして体の向きを変えようとしたところに、ボールを奪おうとした仙頭啓矢と接触した場面だ。
浮いたボールに対して、仙頭はジャンプして右足を伸ばした。同じタイミングで右足でボールをコントロールしようとした鈴木の足を蹴る形となり、直後に審判の笛が吹かれた。主審はこのプレーにイエローカードを提示。2度目の警告となった仙頭は退場処分となった。
仙頭が鈴木の足を蹴っていることは映像からも明らかだ。しかし故意ではないことも明白だっただけに、コメント欄では「この判定は厳しい」「ファウルだけどカードまで出るプレーか?」「厳しいイエローだ」といった仙頭を擁護するコメントが見られた。一方で「足が上がってるしな」「スパイクの裏見せてるぞ」「危ないプレーだ」というように、妥当な判定だったと見るファンも多くいた。
結果的に、1人少なくなった町田はそこからG大阪の猛攻にさらされ、試合終盤にはFW宇佐美貴史の美しいFK弾を許してドローに。試合のターニングポイントとなった退場劇だった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)