【リーグアン】ル・アーヴル1-2スタッド・ランス(日本時間2月25日/スタッド・オセアン)
日本代表FWがチャンスメイカーとして躍動している。絶好調のFW伊東純也は、シュートモーションからのラストパスで完璧にゴールをお膳立てしたと思われた。しかし味方選手のシュートを相手GKが超ファインセーブ。直前のシーンに続いて、またもアシスト未遂となってしまった。
スコアレスで迎えた56分に右WBの伊東純也を起点としたスタッド・ランスの攻撃が相手ゴールに襲いかかる。
やや低い位置でボールを持った日本代表FWは、右WGの選手を相手ディフェンスの背後に走らせる形の絶妙なスルーパスを送った。すると、伊東は右の大外の位置から中央へとポジションを移してボックス手前へ。ちょうどそこに相手DFのクリアボールがこぼれると、シュートを打つと見せかけて、ストライカーのFWウマル・ディアキテに完璧なラストパスを通した。
今季ザルツブルクから加入した20歳の期待のストライカーからすればゴールに流し込むだけだったが、今季初出場のル・アーヴルGKマチュー・ゴルジュランが超ファインセーブを披露。伊東の完璧なチャンスメイクも虚しく、拮抗した試合展開を動かすには至らなかった。
このシーンにファンからは「たくさんチャンスメイクしてるんだから仲間たち、決めてくれよおおお」「REIMSの決定機にはくほぼほぼ純也君が絡んでた!!流石 次節はアシスト報われてほしいな」など悔しがる声が多くあがった。
この試合で伊東は両チーム合わせた最多となる5つのラストパスを記録。それも右WBのポジションでプレーした中で記録したスタッツであり、初期配置は低い位置でも、果敢な攻撃参加でサイドからの攻撃に厚みをもたせていた。次節こそ”未遂”ではなく、正真正銘のアシストに期待したい。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)