【リーグアン】RCランス ２－３ モナコ（日本時間２月25日／フェリックス・ボラール）
南野拓実が大活躍した試合で、あわや大乱闘という一触即発のシーンがあった。ファウルで試合が止まった際にRCランスのDFファクンド・メディーナがモナコのDFウィルフリード・シンゴの胸あたりを突き飛ばすと、レフェリーはイエローカードを提示。その後も両軍の争いは収まる気配がなく、主審の笛が数秒の間に何度も鳴り響いた。
モナコが２－１とリードして迎えた45＋３分、ファウルで試合が止まった際に乱闘未遂が起きた。騒動の発端となったのが、RCランスのDFメディーナが危険な足裏タックルでファウルを犯し、モナコのDFシンゴが主審にカードを要求して猛抗議したことだ。メディーナは「お前は黙ってろ」とばかりにシンゴの胸あたりを突き飛ばし、主審からイエローカードを食らう。カードが出ても両軍の争いは収まることがなく、短時間で何回もレフェリーの笛が鳴り響く事態となった。
この事態にはABEMA視聴者も、「ブレイキングダウン始まった」「エキサイトしてるね」「余計なイエロー」「盛り上がってきたねー」「落ち着くんだ」などと反応していた。
その後、主審は何とか仲裁を図って試合再開に導いたが、ピッチ上の雰囲気は騒然としたままだった。このままヒートアップした荒れ気味の展開で前半が終わると、後半開始のタイミングでホームのRCランスのサポーターが大量の発煙筒を焚くなど大暴れ。この物々しい雰囲気の試合は合計で８枚ものイエローカードが出ており、レッドカードが出なかったのはいわば奇跡的だったかもしれない。
ちなみに試合は、モナコの南野が大活躍。日本代表MFは30分に素早い反応でオウンゴールを誘発すれば、78分には爆速ダッシュからPKを奪い、90＋２分には高速シザースからの弾丸フィニッシュで決勝ゴールと際立ったパフォーマンスを見せた。
（ABEMA de DAZN／リーグアン）
