【リーグアン】RCランス 2-3 モナコ(日本時間2月25日/フェリックス・ボラール)
モナコの南野拓実を厳しいチャージが襲った。巧みなテクニックで相手をかわしてアウトサイドでパスを出した瞬間にRCランスのDFファクンド・メディーナのタックルを食らってしまったのだ。思わず絶叫する危険なプレーに、チームメイトたちも激しく抗議した。
スコアレスで迎えた16分、ボールの持ったモナコの南野は鋭い切り返しで相手のプレスを剥がすと、右足アウトサイドで味方へのパスを選択した。
これに対してRCランスのメディーナは、パスを出させまいと身体を投げ出して日本代表MFへと厳しくチャージ。結果的にこのタックルが南野も右足首を巻き込む形となり、激しく削られた南野は絶叫しながらその場で悶絶していた。
モナコのチームメイトたちはこの危険なタックルでイエローカードが出ないことに納得できない様子で、主審に対して強く抗議。ABEMAの視聴者コメント欄でも、「切り返しうっま」「キレキレやな」など南野を称賛する声と、「アフターやん」「タキに何するんだ」「何してくれてん」「危ない」「タキを削るな」「ふざけんな」などメディーナを責める声で溢れた。
なお、南野に危険なタックルを仕掛けたメディーナは45+2分、足裏タックル&相手突き飛ばしで今季通算9枚目のイエローカードを貰っている。アルゼンチン人らしいクラッシャータイプのストッパーで、削られる相手選手からすれば堪ったものではないだろう。
ちなみに、このRCランス戦で南野は大活躍。30分にオウンゴール誘発、78分にPK奪取、そして90+2分には高速シザースからの弾丸フィニッシュで決勝ゴールと、際立ったパフォーマンスでモナコを勝利に導いた。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)