『しくじり先生 俺みたいになるな！！』に、タレントの伊集院光が登場。俳優・森本レオの芸名にまつわるエピソードを明かした。
有名人たちのしくじり経験談を通して「失敗しないための教訓」を学ぶ本番組。この日は、人気寿司店「すしざんまい」の社長・木村清氏がしくじり先生として登壇。タレントの伊集院光が助っ人教員としてサポートしながら、すしざんまい開店時のしくじりと成功の裏側を語った。
授業を聞く”学園メンバー”は、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、玉田志織、欅坂46の松田里奈、山之内すず。
「お客さんのためなら寿司業界の伝統・常識なんてぶっ壊せ！」という考えから、24時間営業の「すしざんまい」1号店を築地に開いた木村社長。来店しやすい雰囲気づくりのためにのれんを取り払い、店名ロゴをピンクにするなど、常識を覆すアイデアをふんだんに取り入れたという。
しかし、深夜帯の客層として想定していた築地のトラックドライバーは多忙でほとんど来店せず、深夜の客はほぼゼロに。また、ピンクのロゴは「いかがわしい店？」と不信感を持たれてしまうなど、伝統を打ち破ろうとした行動が次々と裏目に出てしまったという。伊集院は「伝統ある世界で今までやっていなかったことには、やっていなかった理由も存在する」「伝統だから破ればいいというわけではない」と教訓を語った。
また、”伝統を打ち破る”話に関連して、伊集院は俳優・森本レオの逸話を紹介。「ラジオの深夜放送って、昔は言葉遣いをすごく怒られていた。森本レオさんが、初めてラジオで自分のことを”オレ”って言ったの」と明かすと、出演者らは「それまでダメだったの！？」と驚き。それまでは、平たくても「僕」が限界だったといい、基本的には「わたくし」が使われていたという。
さらに伊集院は、「それがきっかけで、芸名が”レオ”になったの。『オレって言う奴』から”森本レオ”に」と、森本の芸名の由来を告白。伝統を打ち破ったことで良い環境が生まれたエピソードに、出演者らは「スゲェ話！」「それでレオなんだ！」と、口々に驚きの声を上げていた。
