【FAカップ】リヴァプール3-0サウサンプトン(日本時間2月29日/アンフィールド)
ベンチ外となった遠藤航の代わりに出場したイングランド代表DFが気迫の守備を見せた。アンカーに入ったリヴァプールDFジョー・ゴメスは、狙いすましたタックルでボール奪取に成功。そのプレーにはファンも「あまりにもカッコ良すぎる」と大興奮だ。
2月26日に行われたカラバオカップ決勝でMF遠藤航が足を痛め、中2日で行われたFAカップ5回戦は欠場となった。
日本代表MF以外にも中盤の選手が相次ぐ怪我で離脱していることもあり、サウサンプトンとのFAカップ5回戦はセンターバックを主戦場にするジョー・ゴメスがアンカーに入った。すると、慣れないポジションとは思えない圧巻の守備でチームに貢献してみせた。
ゴールレスで迎えた30分、サウサンプトンMFシェイ・チャールズへの横パスが入った瞬間、ジョー・ゴメスは完璧な寄せで対応。相手MFを吹き飛ばしながらも、ノーファウルでボール奪取に成功した。
相手のプレーを事前に読んで、サウサンプトンの選手がパスを出す前からチャールズの方に走り出していた。「フィジカル」と「頭脳」どちらも冴えわたる好守備だったと言える。
これにはSNS上でも「一家に一台ジョー・ゴメス」「アンカー ジョーゴメスあまりにもカッコよすぎる」「ユーティリティモンスターやん」「遠藤すぎる」と話題に。あらゆるポジションで結果を残す26歳のDFに称賛の声が集まった。
データサイト『transfermarkt』によると、今季のゴメスはセンターバックで4試合、右サイドバックで17試合、左サイドバックで14試合に出場しているようだ。そして今回は中盤でも完璧なプレーを披露しており、昨季限りで退団したジェームズ・ミルナーのように“最強のユーティリティープレーヤー”として評価を高めている。
(ABEMA de DAZN/FAカップ)