過激かつコミカルなラブシーンで話題の連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁(およめ)の騙し愛―』(テレビ朝日系土曜夜11:30)。第7話では、サレ夫・伊藤淳史を罠にハメようとするハニトラ工作員のまさかの正体が明らかになる。
【映像】脱ぎたてのパンティを強引に…“女子高生”浅川梨奈の恐怖のラブホシーン
妻の不貞現場を目撃した大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉(伊藤淳史)が、愛娘の親権を得るために父親の親権獲得率わずか1割の壁に挑むサレ夫逆襲ブラックコメディ。漫画家・大竹玲二による人気コミック「離婚しない男」をベースに、今年3月限りで放送作家業と文筆業から引退する鈴木が、最後の地上波ドラマとして放送コードギリギリの攻めた表現とテンションで唯一無二の不倫劇を描く。
謎の京風セクシー隣人・竹場ナオミ(藤原紀香)は、妻の不貞相手・マサト(小池徹平)が送り込んだハニトラ工作員ではなく、ナチュラルにセクシードジっ子な官能小説家だと判明。一安心の渉が公園を歩いていると、最近知り合った謎の貧困女子高生・梅比良梓(浅川梨奈)に出会う。
何故かズタボロの梓は、義父からDVを受けていることを明かし、渉の胸の中で泣く。これから義父に会うという梓を心配した渉は、家出中の梓が寝泊まりしているホテルまで付き添うことに。共にホテルの部屋に入り、梓から受け取ったジュースを飲んだ渉は、どうしたことか急激に睡魔に襲われる。
マサトが送り込んだ刺客は、なんと梓だった。渉の飲んだジュースの中に睡眠薬を混入させていたのだ。朦朧とする意識の中で「そうか、そういうことだったか。お前が工作員だったのか!」と問いただす渉に、梓は「そこに入っている睡眠薬、結構強いんですよ。さ、警察に電話しましょ」とスマホを手に取って「あんたがどんな証言をしようが、世の中は私を信じるよね」と渉に暴行された悲劇の家出女子高というハニートラップ計画を明かす。梓は女子高生などではなく、売れずにくすぶっていた女優。そんな梓にマサトの部下・千里が「かなりいい仕事があるからやってほしい」と工作員オファーを出したのだ。
指一本動かすことのできない渉を見下ろしながら、梓は「あんたの人生ボロボロにして奥さんと離婚させてあんたの周りから何もかもを取り上げる。ゾクゾクしちゃった!しかもマサトさんが考えたシナリオが完璧!だからあんたはこうして私の前にいる」と大笑い。
梓は「最後の仕上げ」と称して「私に乱暴したんだったら体液が付いていないとおかしいですよね?」と言いながら脱ぎたてのパンティを渉の口の中に突っ込み、その衝撃で渉の顎はダイナミックに外れるのだった。
さらに梓はレコーダーも隠しカメラも取り上げ、データを全消去。周到に暴行罪の既成事実を作り警察に通報という、離婚必至&社会的抹殺必至の再起不能レベルのダメージを渉に与えておきながら「恨まないでね~!私もこれ仕事なんだあ~!」と梓は大はしゃぎ。
不幸な女子高生という陰りある雰囲気を一変させ、この世の全ての男性をガクブルさせる恐ろしきハニトラ計画を嬉々として実行に移す梓をナチュラルに演じ切った浅川のヴィランぶりもなかなかだ。
部屋の外からは警察がやって来るかのような音も聞こえてくる。ハニトラにまんまとハマってしまった渉の親権獲得への戦いはここで終止符となるのか…!?
『離婚しない男』はABEMAで見逃し配信中だ。