【明治安田J1リーグ】川崎F4-5磐田(3月1日/等々力陸上競技場)
ジャーメイン良が、今季のJリーグで初のハットトリックを達成した。J1に復帰した磐田のストライカーは、川崎Fを相手に大車輪の活躍ぶり。結果的に4得点と爆発したが、3点目となったPK弾にはファンも「うますぎる!」と驚きを隠せなかった。
壮絶なシーソーゲームとなった試合、3-3で迎えた75分にその瞬間は訪れた。スルーパスに抜け出したジャーメイン良がボックス内でGKチョン・ソンリョンに倒されるも、審判はノーファウルの判定。このジャッジに選手たちが猛抗議でPKをアピールすると、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が入り、その後、オン・フィールド・レビューによってPKの判定となった。
キッカーを務めたのはPKを獲得したジャーメイン良だ。左足で放ったシュートは、GKにとってはノーチャンスのゴール左上に突き刺さり、磐田が再びのリードに成功。勝ち越しとなったこの“神ゴール”にはスタジアムも大熱狂となった。
今季J1リーグで初のハットトリックを達成したジャーメイン良の一撃には視聴者も「ハットトリック良」「エグいコースで草」「すごいところ蹴ったな」「これ止めるGKいる?」と大興奮の様子で、壮絶な展開に「神試合」と熱狂した。
試合はその後、相手のPK弾で再び追いつかれたものの、97分にジャーメイン良が再びのPK弾で勝ち越し。この試合で挙げた自身4点目が決勝点となり、勝利の立役者となった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)