【明治安田J1リーグ】川崎F4-5磐田(3月1日/等々力陸上競技場)
J1昇格組の磐田が、川崎Fから圧巻のゴールを決めた。股抜きパス→ヒール→フリーでフィニッシュとつなげて3点差とした華麗なパスワークにはファンも「磐田無双」「磐田うますぎんか?」と驚愕した。
磐田が2点リードで迎えた28分にそのゴールは生まれた。平川怜が左サイドの敵陣深くでタメを作り、ボールを中村駿にあずける。中村はワントラップから相手の股を抜く鋭いパスでボックス内の松本昌也へ通すと、松本はダイレクトヒールで落とす。そこに待ち構えていたジャーメイン良が左足を振り、DFの股を抜くコントロールショットで仕上げた。
川崎Fを完全に翻弄したパスワークには視聴者も「大事件」「磐田うますぎんか?」「ボコボコやん」「なんじゃその崩し」と衝撃を受けた様子だった。
解説・水沼貴史氏は「やっぱり狙っている場所がみんな同じですよね。ポケットのところに対角に入ってきているので、(川崎Fは)見失っていたと思います」と、洗練されたコンビネーションを称賛した。
試合はその後、川崎Fが3点を返す怒涛の展開に。両チームがさらに1点ずつを加えて迎えた97分にジャーメイン良のPK弾で磐田が勝ち越し、J1昇格後初勝利を飾った。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)