【プレミアリーグ】トッテナム 3-1 クリスタルパレス(日本時間3月3日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
トッテナムの期待の新戦力がついに移籍後初ゴールを挙げた。クリスタルパレス戦で先発出場したドイツ代表FWのティモ・ヴェルナーは、18分に迎えたビッグチャンスを決めきれず。しかし77分には、巧みな抜け出しから待望の瞬間が訪れ、「ついにきた!」「ヴェルナーはできる子」などファンも大喜びとなった。
今冬の移籍市場でRBライプツィヒからレンタルでトッテナムに加入したヴェルナー。チェルシー時代(2020〜2022年)以来、2年半ぶりにプレミアリーグへと戻ってきた。
しかし、トッテナム加入後は公式戦6試合連続ノーゴールと苦しむ。プレミアリーグ第27節のクリスタル・パレス戦でも、18分に素晴らしいトラップと爆速の抜け出しでGKと1対1の場面を迎えたがシュートはミスしてしまった。
このビッグチャンス逸は、チェルシー時代に張り付いた「スピードとテクニックは抜群だが、決定力が足りない」というイメージが、図らずもまたも証明した格好だったため、SNSには「ヴェルナーがヴェルナーした」「今の決定機にヴェルナーのすべてがつまってるな」「何しとるん」「良さと悪さが一度に出た」「シュートまではほんと完璧なのに」「GKと1対1がダメなら何を決める」「勘弁してくれよ」など批判的な声が溢れた。
しかし、1点ビハインドで迎えた77分、ボックス右に侵入したFWブレナン・ジョンソンがグラウンダーのクロスを入れると、巧みな動き出しからファーサイドでフリーとなっていたヴェルナーがプッシュ。これがゴールネットを揺らして、スタジアムも大爆発した歓喜の瞬間がついに訪れる。
ようやく訪れた移籍後初ゴールに、ABEMA視聴者も「ついにきた!」「ヴェルナーはできる子」「待ってました!」「ヴェルナーやっとかー」と祝福のコメントを残している。
試合後には本人も、「(前半にGKとの1対1を止められたが)ハーフタイムに仲間は僕の味方になってくれて、このままトライしろって言ってくれた。1試合で2つもチャンスを逃したら最悪だった。ゴールを決められて本当にホッとしている」というコメントを残している。
ヴェルナーのゴールで同点に追いついたトッテナムは、80分にDFクリスティアン・ロメロ、88分にはFWソン・フンミンもゴールネットを揺らして、3-1で逆転勝ちを収めている。
(ABEMA/プレミアリーグ)