【明治安田J1リーグ】神戸0-1柏(3月2日/ノエビアスタジアム神戸)
あまりの衝撃にしばらく悶絶し、立ち上がることができなかった。ヴィッセル神戸のMF汰木康也が柏レイソルDFとの競り合いの際に相手のヒザが脇腹を直撃。負傷退場となってしまった。これにはファンも「早く治ることを祈っている」「だいじょぶか?」「元気な姿をみせてくれ」と心配する声が相次いだ。
衝撃のシーンはゴールレスで迎えた27分だった。神戸が後方でパスを繋ぎ、左サイドの神戸DF初瀬亮が前線にロングボールを送る。神戸MF汰木康也がトラップしようとしたところに、柏レイソルDFが競り合う形になった。その際に勢いよくジャンプした相手のヒザが汰木の左脇腹に直撃。汰木はそのまま倒れ込み、しばらく立ち上がることができない事態となった。
この危険な接触プレーにSNSでは「接触は避けられない」「2人ともボールしか見てないからこうなってしまうことも仕方ない」「何故カードがでないのか?」「ファールでなくとも危険なプレーなのは間違いない」と様々な意見が飛び交った。
試合後には神戸・三木谷浩史会長が自身のSNSで「カードは、懲罰という意味だけでなく、コンタクトスポーツでは『何が非常に危険なプレーかの判断基準』になるので、とても大切な議論だと思っています」と投稿し判定に苦言を呈した。
「早く治ることを祈っている」「元気な姿をみせてくれ」とファンからは開幕ゴールを決めた汰木へ応援のメッセージも多数見られ、汰木も自身のSNSで反応をみせていた。
試合は神戸が0-1で敗戦。開幕連勝スタートを飾ることができなかった神戸だが、昨季リーグ優勝したチームがどう立て直すのか、今シーズンのヴィッセル神戸も目が離せない。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)