【リーグアン】スタッド・ランス0-1リール(日本時間3月3日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)
【映像】伊東純也、相手を執拗に追い回し膝ブロックを決めた瞬間
伊東純也が、自陣ゴール前の守備でスピードと執念を見せた。日本代表MFは、相手左サイドからのドリブル突破に対応した際、ボックス内への侵入を許しながらも、気迫で追いすがり、最後はスライディングで決定機をストップ。これにはファンも「諦めない伊東」と称賛した。
スタッド・ランスがゴールレスで迎えた37分、伊東純也は自陣右サイドのボックス付近でリール所属のスウェーデン代表DFガブリエル・グドムンドソンと対峙した。しかし、身体を前に入れられ、ドリブルで加速する相手を伊東は不利な体勢のまま追いながらボックス内への侵入を許した。
それでも、伊東は簡単に諦めない。背後から執拗に追い、相手に自由を与えない。ゴールライン際でクロスを送ろうとしたグドムンドソンに対して執念のスライディングを繰り出し、残った足の膝に当てて、見事クリアしたのだ。この膝ブロックを目撃したファンからは「ナイス純也」「諦めない伊東」とSNS上でも賞賛の声が挙がった。
伊東と言えば、攻撃の選手という印象が強いものの、今回のシーンのように守備面でのハードワークができるからこそ欧州で活躍し続けられるのだ。スタッツサイト『Sofascore』によると、この試合は地上戦のデュエル5回中3回の勝利を収めるなど一定の成果を残していた。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)