【WWE】SMACKDOWN(3月1日・日本時間2日/グレンデール)
米国女子レスラーが見せた元体操選手仕込みのバク転に、アナウンサーが「10点満点つけたい」と実況。対戦相手の元チアリーダーも華麗な側転で対抗したプロレスでは異色の攻防にファンから驚きの声があがった。
WWEで人気急上昇中のティファニー・ストラットンとナオミがシングルマッチで対戦。フィジカル強者同士が持ち前の身体能力でパフォーマンス合戦を展開した。
先月24日の『イリミネーション・チェンバー』にも参戦した両者。同大会では隙をついてティファニーが丸め込み、ナオミが最初の脱落者となった因縁もある。
ともに並外れたフィジカルを持つ2人、最初に魅せたのはティファニーだった。ロープに飛ばされると体当たりでナオミを吹き飛ばし、“タイパ重視なので忙しいのよ”と得意の時計を気にするジェスチャーを見せると、ロープへ向かってぐるぐるとバク転し、鮮やかなソフトランディング。
この華麗な動きに会場はどよめき、実況の清野茂樹アナウンサーも「10点満点つけたいですね」と賞賛。ファンも「体操選手か」「うつくしい」「忍者ティファニー」と盛り上がった。
しかし、ナオミも負けていない。ティファニーからダウンを奪うと、柔軟な身体を活かした見事な側転を見せ、直後にティファニーの時計パフォーマンスを丸パクリして挑発。解説でWWE通の“料理系TikToker”もりお氏が「(ナオミは)元チアリーダーですからね。2人とも身体能力がすごく高いんですよ」と、チアリーダーvs体操選手の対決に言及した。
試合は追い込まれたティファニーが泥臭く顔面かきむしりから鉄柱攻撃とラフファイトの混乱に乗じて必殺技『プリティエスト・ムーンサルト・エヴァー』を炸裂させ勝利。
ダーティで手段を選ばない勝ち方に会場もやや困惑気味の雰囲気だったが、当のティファニーは知ったこっちゃないわとばかりに、再び「時間がないわ」とアピールをしていた。
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(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)