【プレミアリーグ】ルートン・タウン 2-3 アストン・ヴィラ(日本時間3月3日/ケニルワース・ロード)
今冬にルートン・タウンに移籍した日本代表DFの橋岡大樹が、27節のアストン・ヴィラ戦でプレミアリーグ・デビューを飾った。イギリス・メディアでは「ハシオカの投入でチームは改善した」とまずまずの評価を受けている。
2月28日のFAカップ5回戦(マンチェスター・シティ戦)でイングランド・デビューを飾った橋岡。アストン・ヴィラ戦でプレミアリーグ初のベンチ入りを果たすと、0-2で迎えた53分にMFアンドロス・タウンゼントとの交代で初めてプレミアリーグのピッチに立った。
本職は右SB/WBだが、この日はチーム事情で3バックの左に入った橋岡は、63分に打点の高いヘディングで空中戦に勝利すれば、67分に鋭い出足で相手を吹き飛ばしてボール奪取するなど、持ち前の対人の強さを見せつけた。
データサイトによると、橋岡は37分間の出場で19本中17本のパスを成功させて、成功率89%を記録。デュエルの局面でも地上戦、空中戦ともに2回中1回に勝利。チームは2-3で敗れはしたものの、橋岡は攻守に貢献している。
イギリス公共放送『BBC』は試合レポートで、橋岡について「アマリイ・ベルが早い段階で負傷したことにより、チームは通常と異なるポジションでの選手起用を強いられた。しかし、プレミアリーグ・デビューを飾った日本代表DFのダイキ・ハシオカの投入で改善した」と記されている。
またルートン・タウンの公式Xでも、橋岡のプレミアリーグ・デビューに関するポストに海外サポーターたちが反応。「守備でとても堅実なパフォーマンスだった。我々に加わってくれて満足している」「彼は小さな宝石だ。もっと良くなるよ!」「とても冷静沈着なデビューだった。とても印象的だったよ」などのコメントが寄せられている。
続くクリスタル・パレス戦(日本時間3月10日)では、橋岡のスタメン・デビューに期待がかかる。
(ABEMA/プレミアリーグ)