【明治安田J1リーグ】鹿島1-1C大阪(3月2日/カシマスタジアム)
【映像】香川真司、相手の背後から股下に鬼スライディング発動の瞬間
元日本代表の気迫が感じられる瞬間だった。1-1で迎えた87分に香川真司のパスが相手に当たると、こぼれ球に対してスライディング。鹿島DF安西幸輝が先に身体を入れていたため、ボールには触れられずに倒す形となった。ファウルになったものの、香川が執念を見せた瞬間だった。
注目のシーンは86分のことだった。鹿島の選手がヘディングしたボールを香川真司がダイレクトでパスを試みるも、相手に当たってしまう。こぼれ球に対して鹿島DF安西幸輝が身体を入れて反応すると、香川も負けじと背後から激しいスライディングで対応したのだ。しかし、香川はボールに触れられずに安西を倒す形となり、審判からはイエローカードのジャッジを受けてしまった。
安西は悶絶の表情を浮かべ、危険なファウルとなったものの、試合終了間際で勝ち越しを狙う両チームの激しい攻防が繰り広げられた場面だ。ファンは「香川真司さん何してんすかwwww」「芝刈り」と、驚きの様子だったものの、元日本代表MFの気迫が感じ取れるプレーとなった。
試合は両チーム共に最後までゴールを奪えず終了の笛。C大阪は開幕から2試合連続でドローとなった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)