【プレミアリーグ】トッテナム ３－１ クリスタル・パレス（日本時間３月３日／トッテナム・ホットスパー・スタジアム）
クリスタル・パレスが誇る背番号10が、得意のドリブルから鮮やかなFKまでのフルコースで先制ゴールを奪った。イングランド代表MFのエベレチ・エゼがトッテナム戦で驚愕のプレーを見せ、ファンたちは「上手すぎワロタ」「えっぐ」と驚愕の反応を見せている。
【映像】“ファーサイドにズドン”の直接FKゴールが炸裂した瞬間
注目シーンはゴールレスで迎えた57分だった。クリスタル・パレスのエゼが、左サイドハーフウェーライン付近でボールを受けるとドリブルを開始。ペナルティーエリア手前でトッテナムのDFクリスティアン・ロメロとMFロドリゴ・ベンタンクールに挟まれる格好となり、ベンタンクールに倒されFKを獲得した。
エゼはこのFKを自らセット。ペナルティーエリア手前のやや左寄りだったため、セオリーだと狙うのはニアサイド。ただ、イングランド代表MFは味方３人がスッと動いた隙を突いて、ファーサイドにズドンと右足で突き刺した。今季のプレミアリーグでは屈指の守護神と謳われるトッテナムのGKグリエルモ・ヴィカーリオも必死に横っ飛びしたが、あまりのスピードに弾くことすらできなかった。
ABEMA解説を務めたLeo the football氏も、「うわー！ファーサイドですよ！」思わず叫ぶほどの完璧なゴール。SNSでも「上手すぎワロタ」「うんまっ」「えっぐ」「自分でFKとって自分で決めた」「あれはヴィカーリオもさすがに無理やわ」「スパーズ、これはエゼを獲ろう」など、トッテナム・ファンからも驚愕の反応が見られた。
現在25歳のエゼは移籍市場でも注目されている新進気鋭の10番で、それこそトッテナムもペドロ・ネト（ウルブス）と並んで今夏のトップターゲットに挙げているとも報じられている。このゴラッソでスパーズ首脳陣はますます興味を惹かれたかもしれない。
クリスタル・パレスは最終的に１－３で逆転負けしたが、エゼにとっては自らをアピールする良い試合となった。
（ABEMA／プレミアリーグ）
