【WWE】SMACKDOWN(3月1日・日本時間2日/グレンデール)
トップロープ上の女子レスラーが背後からお尻を殴打され、リングへ転落。レフェリーの死角を突いた日本人タッグ王者の狡猾な反則行為に場内から大ブーイングが起きた。
問題のシーンは、日本人タッグ王者“カブキ・ウォリアーズ”のASUKA&カイリ・セイン組がベイリー&ダコタ・カイ組と対戦した試合で起きた。
もともと同じユニット“ダメージCTRL”に所属していた4人が対峙したタッグ戦、試合中盤でASUKA相手に攻防を繰り広げるベイリーがコーナーポストに登り、トップロープ上からの攻撃を狙う。しかし、ここで対戦権のないカイリが場外からベイリーの臀部をパンチし、そのまま一回転してマットに転落。ベイリーが背中を押さえて悶絶するなか、カイリは観客を煽り、場内から大ブーイングが起きた。
反則裁定もあり得た汚いアシストだったが、問題の場面ではASUKAがレフェリーの注意を逸らしていたために試合は続行。狡猾なタッグ王者らしい連携で形勢逆転に成功し、セコンドについたイヨ・スカイも満足気に笑顔を見せ、観客のヒートを買った。
ファンからも「尾骨なぐった」「受け身うまいなベイリー」「おしりいたい」「イヨの表情作り好き」など様々な反響が寄せられ、「アメリカ人もドン引きw」「良いヒールだ」など、日本人トリオの悪役ぶりが注目を集めた。
試合は直後にベイリーがカイリに怒りの右拳を見舞うなど激昂してダコタにタッチを試みたが、裏切りの“タッチ拒否”からASUKA、カイリ、イヨに集団攻撃を受ける展開に。日本人トリオが完全に孤立した“元リーダー”を痛めつけ、年間最大の祭典『レッスルマニア』に向けて改めて存在感を見せつけた。
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(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)