【WWE】RAW（3月4日・日本時間5日／サンアントニオ）
女子タッグ戦で、一人の選手を二人がかりで、トップコーナーから回転しながらマットにたたきつける衝撃の合体技が炸裂。一歩間違えば…の危険性を凌駕する驚異の身体能力に場内は騒然となったが、一部ファンからは「受けた方もスゴい」といった驚きと称賛の声が聞かれた。
問題のシーンは、ケイデン・カーター＆カタナ・チャンスとシェイナ・ベイズラー＆ゾーイ・スタークの女子タッグ戦で起こった。苦労人のケイデンと元体操エリートのカタナが、驚きのコンビ技でファンを沸かせた。
序盤はパワーに勝るシェイナとゾーイが優勢だったが、持ち前のスピードで徐々に活路を見出すケイデンとカタナ。すると試合終盤、コーナーに登ったゾーイが、追いすがるカタナをマットに落とすも、ケイデンが素早く反応。再びカタナが加勢して、コーナーの上で1対2の形を作る。
こうなれば、ファンの期待と注目は、二人が得意とする華麗な空中殺法へ。すると、ゾーイを挟むように抱え込んだ二人は、そのままバク転をするような「スパニッシュフライ」でマットに身を投げ出した。
3選手が1回転の後に「ドスン」と乾いた音が響き渡ると、ゾーイは苦悶の表情。すかさずケイデンがフォールするも、ゾーイがカウント2.9でキックアウト。衝撃の空中合体技に驚きの声が相次いだが「受けるのムズそう」「受け身とれててエライ」など、ゾーイの受けの技術に注目する声も多く聞かれた。
試合はケイデン＆カタナが、異次元の合体技「アフターパーティー」を繰り出すも、シェイナの巧みな分断作戦でフォールならず。その後、孤立したカタナをゾーイが丸め込んで勝利。ケイデンとカタナはあと一歩で勝利を逃した。（ABEMA／WWE『RAW』）
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