無免許運転で事故を起こし、男性2人にけがを負わせたとして逮捕された元衆議院議員の武藤貴也容疑者について同期の宮崎謙介氏がコメントした。
 
【映像】武藤容疑者を擁護する宮崎謙介氏
 
 武藤容疑者といえば、“やらかし議員”を多く輩出し続ける2012年当選組。過去にも未公開株出資トラブルで文春砲を受け自民党を離党。そして、ひき逃げと過失運転致傷で書類送検。また金銭トラブルがあったとされる知人男性を車に監禁したとして現行犯逮捕されるなど、2012年組ではかなりの問題児。
 
 武藤容疑者について当選同期の宮崎謙介氏は、「当選する前からの仲で、2人で焼肉に行くほど仲が良かった。政治に対して熱く、保守の論客としては注目されていた有望株だった」という。
 
「報道を見て心配はしていたが、もしかしたら精神的に不安定なのかな。良くない人たちと付き合っているなんて話は、みんなで心配していた。口は立つが、意外とピュア。何となく流されたりするところもあるのかな」(宮崎謙介氏)
 
 この発言に対して政治ジャーナリストの青山和弘氏は、「武藤氏は魔の4回生の中でも本当にいろいろ起こす人だが、びっくりするのは宮崎氏が擁護していたこと。批判していけば楽。(パパ活疑惑を報じられた)吉川赳議員の時もそうだった。宮崎氏は意外と友達思い」とコメント。さらに、「自民党でも『なんであんな奴を公認したんだ』という話はいくらでも聞くが、『彼は意外といい奴だった』なんて話は聞いたことがないから、すごく新鮮」と驚いていた。
 
(『ABEMA的ニュースショー』より)