【WWE】RAW(3月4日・日本時間5日/サンアントニオ)
トップ女子レスラー対決で、“お尻”拷問プレイが炸裂すると、普段はクールな女子レスラーが「オェッー」と大悶絶。女王キャラが崩壊する憂き目にファンからも「無礼だ」「吐く」など悲鳴が上がった。
「レッスル・マニア」への出場権を手にしたベッキー・リンチとナイア・ジャックスが再びシングルで激突。これまでも130キロ超えの暴走女子・ナイアに鼻を折られたり、家族を馬鹿にされたりと、散々酷い目に遭わされてきたベッキーだが、さらに失礼極まりない「尻押し付け拷問」が追加された。
130キロオーバーのナイアを相手に、毎回圧倒されて来た体重61キロのベッキーが今回は大健闘。下半身や関節攻めと緻密に練られた攻撃でナイアの動きを止めにかかるが、一度、その巨体に捕えられると恐怖が待っていた。
ベッキーをコーナーに串刺しにしたナイアは、130キロのわがままボディを尻に一点集中で「ヒップアタック」を炸裂。さらに相手をおちょくった“おしりペンペン”のパフォーマンスから、「スティンクフェイス」でベッキーの顔面に大きなお尻を擦りつけた。
これはナイアの親戚にあたるアノアイ・ファミリーであるリキシの得意技で、巨大な尻を顔面に押し付ける精神的な拷問攻撃。かつてこれを喰らったブッカー・Tが嘔吐した伝説の技だが、ベッキーもこの下品な伝統技に耐えきれず「オェッー」とクールなキャラが崩壊。苦悶の表情でマットをのたうち回った。そんなベッキーの様子に「無礼なケツだ」「おえ」「吐くな」「リアクション芸」などファンからも悲鳴が上がった。
試合はもう一人のライバル、リヴ・モーガンの乱入により無効試合でお預けに。「レッスル・マニア」を前にナイアのみならずリヴにまで宣戦布告されたベッキー。4月初旬の大一番を前に、次々と名乗りをあげる厄介なライバル相手に、厳しい戦いが続く試練の1カ月となりそうだ。(ABEMA/WWE『RAW』)