香取慎吾がメンズアイドルのプロデュース企画を打診され、思わず本音を溢してしまう一幕があった。
ABEMAにて3月10日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#16では、番組リニューアルから5ヶ月が経ち、さらに番組をパワーアップさせるべく3回目の「ななにー企画会議」が行われた。
元テレビ東京プロデューサーで番組の総合演出を務める矢部宏光氏は「メンズアイドルをプロデュース」という企画を提案。ななにプロデュースのメンズアイドルグループを作り、そこに稲垣吾郎・草なぎ剛・香取のノウハウを注ぎ、育てていこうという内容だ。
矢部氏が「年末にコムドットに出演していただいた時、アイドル論を語ってらっしゃったので、もっと聞きたいなと思いました」と企画が浮かんだ経緯について話すと、稲垣は「慎吾とかそういう才能がありそう。後輩のライブのプロデュースもしてるし。どうなの?興味ある?」と話を振った。
香取は興味がありそうだが、明言を避けているところを見て、長年の付き合いであるキャイ〜ンの天野ひろゆきは「ちょっと大変そうだなって?」と心情を察した。稲垣は「確かにその人の人生も関わってくるわけだから」と、簡単に首を縦に振らない香取の気持ちを理解していた。
そんな中で、番組プロデューサーの高橋弘樹氏が「何で後輩育成をやらないんですか?」と聞くと、香取は「ずっと自分が売れていたいから(笑)」と回答。続けて「自分がこれから何をしようとか、そういうことばかり考えているし、『ファンの皆さんがどう思うか?』ってことしか考えていなかった」と話すと、みちょぱは「確かに芸能人で、ほかの方のプロデュースをしている人すごいですね。どういう意図なんだろう」と同意していた。
その上で香取は「でも言えることはいっぱいあるよ。色んな場所でのやり方ってあるわけじゃないですか。ステージもそうだし。自分の(後ろで踊っている)ダンサーたちは、オーディションの時から見てるけど、最初にステージ立った時と千秋楽で全然変わるから。『もっとこうして』とか『もっと目線の位置を(意識して)』とかスゴく言う」と自身のプロジェクトでは細かくディレクションをしていると説明。矢部氏が「そういうのが楽しかったりする?」と聞くと、香取は「楽しいというより、それによって、ステージがより良くなるのがいい。本人たちもその方が楽しいでしょう」と狙いを明かした。
香取の本音を受け、矢部氏が「これはななにーのキラーコンテンツにしたいですね」と企画に繋げようとすると、香取は「別料金ですよ、コレ(笑)」と思わず本音を溢していた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)