「穴場だと思う街ランキング」で7年連続1位に輝いた北千住の魅力を、チャンス大城とテレビ朝日の田中萌アナウンサーが調査した。
【映像】北千住の穴場グルメ
まず向かったのは、駅から徒歩2分、およそ100店舗を超えるお店が集結する千住ほんちょう商店街。1軒目は、焼きたて揚げたての手作り惣菜が並ぶ「惣菜かざま」。2人が驚いたのはその価格の安さ。コロッケは1個35円、ローストチキンは1本150円だ。田中アナは「本当に安い、この値段で大丈夫なんですか?」と店員に問いかけると、「チェーン店がたくさんあるので、一括購入して安く仕入れている」と説明した。
惣菜かざまの店員さんにさらなる穴場情報を聞き込みすると、「行列ができる、新しいケーキ屋さん『カフェわかば堂』が人気」とのことでさっそく向かってみるも、大行列で取材NG。
「若い女の子の心、完全に掴んでいましたね。北千住と言ったら、もつ煮込み屋とか立ち飲み屋とかそういうイメージがありましたけど、こういうおしゃれな店もあるんだ」(チャンス大城)
惣菜店の方に教えてもらったもう一軒の穴場店「わかば堂製作所」は、一昨年10月にオープンしたばかりのケーキ屋さんだ。テイクアウト専門でショーケースにはカラフルでおしゃれなケーキが並ぶ。一番人気のフルーツロールケーキを注文したチャンス大城は「うわあ、今2発ぐらい打たれました。これ生クリームだけ?なんもボケられへん、美味すぎて」とコメント。珍しい黒ゴマのチーズケーキを食べた田中アナは「おいしい!ごまがすごく効いてるけど、なめらかなチーズケーキ。表参道にいるみたいなそんな気分」と語った。
わかば堂製作所の方にもおすすめの穴場店を聞くと、「ロールケーキに入っているいちごとキウイは近くの八百屋さんで購入している。荷物が重たくなるからここまで運んできてくれたりして」と人情味あふれる八百屋さんを紹介してくれた。さっそく向かってみると、昔ながらの八百屋さんにたくさんの人が。
地元住民に愛される八百屋さん「昇鈴」は、安くて鮮度の良い野菜がずらりと並ぶ。さらに激安の街北千住でもなかなか見かけない驚きの商品を発見。その正体とは、0円のハーブで、お客さんなら誰でも自由に持って帰っていいという。そして店内には、一人でカゴを持って野菜を選んでいる小さなお子さんの姿が。子どもの母親は、「自分で野菜を選んで、それをお店の方もやらせてくださるので、生きた教育になっている」と語っていた。
北千住をめぐった田中アナは、「本当に人が温かかった。そしてチャンスさんが大人気で街を歩いているだけで『おい、チャンスー!』と声をかけてくださるのが、あんまり最近見ない光景だったなと。すごく素敵ないい街」と感想を述べた。
「古い街並みを残しつつ、最近は若者向けの新しい居酒屋さんや、ケーキ屋さんなどおしゃれなところも増えている。交通の便も良いですし、住みやすそう」(田中萌アナウンサー)
(『ABEMA的ニュースショー』より)