【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 1-0 鹿島アントラーズ(3月9日/町田GIONスタジアム)
FC町田ゼルビアにとっては痛手となりそうなプレーだった。MFバスケス・バイロンとMF仲間隼斗の交錯シーンでスタジアムのボルテージが一気に高まった。しかしスライディングを仕掛けた方がまさかの負傷。プレー続行が不可能となる自滅プレーとなってしまった。
問題のシーンは町田が1点リードで迎えた19分だった。右サイドでMF柴戸海からのパスを受けたバスケス・バイロンだったが、トラップが大きくなりボールをロスト。すぐに切り替えてボールを奪いかえそうと足を伸ばしたところで、MF仲間と交錯して笛が吹かれた。
この危険なプレーにスタジアムは騒然。鹿島の選手たちも「ファウルだろ」と両手を挙げて主審にアピールしていた。視聴者は「危ねぇだろ!」「これは危険なファウル」「無理したなー」「ちょっと危ないプレーだった」といったコメントが多く見られ、このプレーに対してはイエローカードが提示された。
ファウルを受けたMF仲間は痛がりながらも、すぐに上体を起こすなど大事には至らなかった。一方、スライディングを仕掛けたバスケス・バイロンは顔を覆った状態でなかなか立ち上がれず。すると、ベンチに向かって交代を要求。リプレイで確認すると、バスケス・バイロンが左足を伸ばしてボールを奪いに行ったところで、内転筋を伸ばしてしまった。すぐにドクターが駆けつけて処置を行ったが、やはりプレー続行は不可能となった。
昨季途中から町田に加入しアタッカーとして活躍を続けているバスケス・バイロン。今季もここまで3試合連続スタメン出場を果たすなど、チームの中心選手として活躍しているだけに「離脱となったら大きいな汗」「バスケスいなくなるとやばい」「長引かなければいいが」といった心配するコメントも多く見られた。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)