『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、元公安警察がしくじり先生として登場。スパイに狙われやすい人の特徴を明かした。
有名人たちのしくじり経験談を通して「失敗しないための教訓」を学ぶ本番組。この日は、日曜劇場『VIVANT』で公安監修を務めた元公安警察の勝丸円覚さん(仮名)が、素顔を隠して登壇。実際の経験を元に、スパイのリアルな実態と手口を明かした。
授業を聞く”学園メンバー”は、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、日向坂46の上村ひなの、JO1の佐藤景瑚、横山由依。
現役時代は警視庁公安部に所属し、スパイと攻防をくり広げたという勝丸さん。今回番組に登壇した理由は、「日本が今危険な状況にあると伝えるため」だといい、「日本はスパイ天国。あなたの隣にもスパイはいます」と警鐘を鳴らした。
スパイの目的は主に「他国の国家機密、企業の技術情報の収集」「自国のイメージアップ」「自国に不利な法案成立の妨害」の3つ。勝丸さんによると、一般市民でもスパイに利用される可能性はあるといい、特に狙われやすい職業として「サラリーマン、公務員、芸能人」を挙げた。自分が情報を持っていなくても、スパイの指示で情報収集をさせられたり、影響力や人脈を利用されることもあるという。
若林が「(スタジオの)6人の中でスパイに1番狙われやすいのは誰ですか?」と質問すると、勝丸さんは吉村を指名。「何かをしてもらった時に意気に感じて応えようとする」と性格を分析すると、吉村は「そうですね。あと好奇心もあるんで、パーティーがあると行きたくなっちゃう」と納得した様子だ。
続けて、吉村が「六本木や西麻布にもスパイはいるんですか?」と聞くと、勝丸さんは「たくさんいます」と衝撃の回答。出演者らは「うわ~!」「ヤバい!」と大騒ぎで、吉村は「みなさん申し訳ございません」と謝罪し、笑いを誘っていた。
番組ではこの後、実際にロシアのスパイに狙われた日本のサラリーマンの事件も紹介。スパイの巧妙な手口やサラリーマンの末路に、スタジオからは驚きの声が……はたしてその事件とは?