【プレミアリーグ】クリスタル・パレス 1-1 ルートン・タウン(日本時間3月10日/セルハースト・パーク)
ルートン・タウンのDF橋岡大樹は、難しいシチュエーションにも動じず対応した。今冬にルートン・タウンに加入した日本代表DFは、ピッチに立った直後ながら冷静な対応で難局を乗り切ってファウルを獲得。クリスタル・パレスに追加点のチャンスを与えなかった。
62分から途中出場して3バックの左CBに入った橋岡。1点ビハインドで迎えた67分には、難しい対応を強いられた。バックラインの背後に蹴り込まれたボールは高くバウンドし、背後からクリスタル・パレスのFWジョーダン・アユーが迫っていた。
しかし、アユーをしっかりと認知していた橋岡は先にジャンプ。後方からプッシュを受けて倒れ込む形となった。日本代表DFは「押したぞ!ファウルだろ!」とアピールし、実際に主審の笛が鳴り響いて、ピンチを脱した。
橋岡はその後も70分には派手なボレーシュートを放ち、88分には1対2の数的不利を的確に処理して失点を防ぐなど攻守に存在感。プレミアリーグ2試合目でチームの勝点1獲得に貢献している。
試合前の会見でルートン・タウンのロブ・エドワーズ監督は、「橋岡はフィジカル的にも、精神的にも、準備ができている。我々のやりたいサッカーをもう理解しているからね」とコメントしていたが、その言葉通りの好パフォーマンスだった。
橋岡は直近公式戦3試合連続で途中出場。続くボーンマス戦(日本時間3月14日)ではスタメン抜擢に期待がかかる。
(ABEMA/プレミアリーグ)