「腑抜けた表情が可愛すぎる」「可愛すぎて一生見てたい」と多くの視聴者をとりこにしたのが、フリーレン(CV:種崎敦美)がミミックから脱出するための爆破魔法で髪型がクルクルになってしまい、しょぼくれる場面だろう。
アニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の同名漫画(原作:山田鐘人氏/作画:アベツカサ氏)が原作。漫画は累計発行部数1700万部を突破、2024年1月には「第69回小学館漫画賞」を受賞するなど絶大な支持と評価を得ている。物語の主人公は、1000年以上生きているエルフの魔法使い・フリーレン。勇者ヒンメル(CV:岡本信彦)たちと魔王を倒した彼女が、時を経て仲間との別れを経験し、“人を知るため”の旅に出るストーリーだ。
フリーレンは、魔法ならなんでも興味を持つ魔法オタク。優秀な魔法使いだが、魔法の収集に熱心なあまり、よく宝箱に擬態したミミックの罠にかかり捕食されそうになっている。そんなときは、上半身ごとミミックに食われそうになっているフリーレンの足を持ち、仲間が引っ張り出すのだった。
第23話「迷宮攻略」では、フェルン(CV:市ノ瀬加那)がフリーレンに、1人のときはミミックからどうやって脱出しているのかを聞いた。フリーレンは「攻撃魔法で内側から爆破していた。でも髪の毛がチリチリになっちゃうから嫌なんだよね」と答える。これを聞いたフェルンは「時々髪型が変わっていたのってそういうことだったんですね……」と合点がいった様子。そして回想したシーンでは、いつもはストレートの銀髪ツインテールのフリーレンの髪がパーマをかけたような状態になり、「縦ロールになっちゃった……」としょんぼりしていた。
凄腕の魔法使いであるフリーレンの普段からは想像もつかない姿に、ネット上では「抜けてるフリーレン大好き」「ちょっとマヌケなところがあって癒される」「しょんぼり顔がまたかわいい」と反響が続出。本人は落ち込んでいたものの、「巻き巻きフリーレンもかわいい」「似合ってる」「お嬢様フリーレンナイス」と好評の声も多く上がっていた。
「この中身は貴重な魔導書だよ。私の魔法使いとしての経験がそう告げている」と自信満々に宝箱を開け、やっぱりミミックに噛まれてしまったフリーレン。彼女のお茶目なシーンが詰まった第23話は、癒し回とも言えそうだ。
※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
(C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧(動画リンクつき)
| 話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
|---|---|---|
| 1 | 冒険の終わり | フリーレンの涙 |
| 2 | 別に魔法じゃなくたって… | 約束の花 |
| 3 | 人を殺す魔法 | スカート捲ったクソガキ |
| 4 | 魂の眠る地 | かけがえのない「たった10年」 |
| 5 | 死者の幻影 | 「撃て」 |
| 6 | 村の英雄 | ド迫力のシュタルクvs竜! |
| 7 | おとぎ話のようなもの | ヒンメルが銅像を残す理由 |
| 8 | 葬送のフリーレン | 「葬送のフリーレン」の由来 |
| 9 | 断頭台のアウラ | 「ヒンメルはもういないじゃない」 |
| 10 | 強い魔法使い | 「自害しろ」のリップシンク |
| 11 | 北側諸国の冬 | 漫画作者描き下ろしの女神 |
| 12 | 本物の勇者 | シュタルクの兄との思い出 |
| 13 | 同族嫌悪 | 魅惑(?)の投げキッス |
| 14 | 若者の特権 | むねキュン過ぎる指輪渡し |
| 15 | 厄介事の匂い | 長尺で描かれたダンス |
| 16 | 長寿友達 | 最愛の人を喪った長寿種 |
| 17 | じゃあ元気で | 「もう付き合っちゃえよ!!!」 |
| 18 | 一級魔法使い選抜試験 | 空が半分しか見えない大きさ |
| 19 | 入念な計画 | 奇襲を完璧に防ぐフェルン |
| 20 | 必要な殺し | 必要なおんぶ |
| 21 | 魔法の世界 | 「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」 |
| 22 | 次からは敵同士 | めんどさ全開なフェルン |
| 23 | 迷宮攻略 | また箱から尻出してる |
| 24 | 完璧な複製体 | やきもちフェルンのハグ |
| 25 | 致命的な隙 | モジモジフリーレン |
| 26 | 魔法の高み | 金のミミックからも尻出し |
| 27 | 人間の時代 | 少年ヒンメルの出会い |
| 28 | また会ったときに恥ずかしいからね | 孫弟子と同じ嫌顔 |





