【明治安田J1リーグ】町田1-0鹿島(3月9日/町田GIONスタジアム)
パリ五輪世代“ネクスト三笘薫”のプレーに注目が集まっている。今季J1に昇格した町田FW・平河悠が相手を股抜きでかわしてチャンスを演出。ホームの観客を沸かせるドリブルにはファンも「マジでヤバい」「代表レベル」と大興奮だ。
注目のプレーは町田が1点リードで迎えた32分、ホームチームが左サイドから攻め込んだ場面だ。DF林幸多郎が自陣から縦パスを送ると、平河悠がこれに反応。前方に走りながら右足でトラップすると、次のタッチも右足で触って、一気に寄せてきた鹿島DF濃野公人の股を通すドリブル突破を見せたのだ。
平河はそこからスピードアップして持ち運びつつ、ゴール前でカットインしながら、中央ややマイナスへとラストパス。仙頭啓矢のシュートは相手にブロックされたものの、平河のドリブルによって町田がゴールに迫ったシーンが生まれた。
これにはファンも「平河選手マジでヤバい」「代表レベルです」「平河悠キレキレやなあ」と大興奮。現在23歳の平河は2023年にU-22日本代表に選出され、パリ五輪の一次予選を兼ねたAFC U23アジアカップ カタール2024予選にも出場。今年7月に開幕するパリ五輪本大会を狙えるメンバーであり"ネクスト三笘薫"と注目が集まっている選手だ。
なお、平河は13分に先制点をマーク。冷静なトラップでボックスへと侵入し、GKの脇を抜く豪快かつ技ありの左足ショットでJ1初ゴールを決めると、このメモリアル弾が決勝点となり、チームは1-0で逃げ切り勝ち。前節のJ1初勝利から2連勝を飾る快進撃にはファンもSNS上で「オリ10相手に連勝アツい!」「えっ、鹿島アントラーズに勝ったの?マジか」「すごい!開幕3試合負けなし!2連勝!」と興奮しっぱなしだった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)