【プレミアリーグ】チェルシー3-2ニューカッスル(日本時間3月12日/スタンフォード・ブリッジ)
チェルシーの若き逸材MF、パーマーの目が覚めるような一撃だった。
新加入だが、チームの大黒柱としてチームを引っ張るイングランド人は、貴重な勝ち越し点となるミドルシュートをゴールネットに突き刺した。これで今季リーグ戦11ゴール目。新エースのゴラッソにファンは驚きを隠せず、手放しで称賛している様子だった。
1-1で迎えた57分、ペナルティエリア手前のライン間で縦パスを受けたパーマーが左足から驚愕の一撃を放った。
アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスから送り込まれた縦パスを右足で受け、上手く左足に持ち替えた。そしてファーにボールを運んで相手選手を動かしてから左足を一閃。この弾丸シュートがゴールのニアサイドに突き刺さり、チェルシーは勝ち越しに成功した。
パーマーが見せた駆け引きからのスーパーショットに、解説の林陵平氏は「誘っといての股。誰もがファーに打つと思いましたよね。GKも一瞬重心が逆に動いてる、これは仕方ないですね」と絶賛していた。
また、ネット上でも「決定力あるよね」「うめええ!」「今シーズンのチェルシーのゴールのうち40%はパーマーが関与してるんやてもう天才やん」「股下ニアはやべえ 目覚めた」「パーマーまじですげぇ」と上手さと強さが際立つミドルシュートに驚愕しながら称賛している様子だった。
パーマーはマンチェスター・シティからチェルシーに加入後、瞬く間にチームの中心選手になった。このゴールで今季リーグ戦11ゴール8アシストとなり、ゴール・アシストともにチーム最多の数字を残している。勝ち点が近い相手との重要なゲームで見せた一発は、エースとしての風格を感じさせるプレーだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)