【ラ・リーガ】レアル・マドリード ４－０ セルタ（日本時間３月11日／サンティアゴ・ベルナベウ）
日本のサッカーファンには既視感のあるワンシーンだった。セルタ戦でコーナーキックのボールを頭で合わせ、オウンゴールを誘ったレアル・マドリーのDFアントニオ・リュディガーは、ゴールパフォーマンスで過去にも話題になった走り方を披露。おちゃめな場面にサポーターは大盛り上がりの様子だった。
レアル・マドリードが１－０でリードして迎えた79分、右からのコーナーキックにリュディガーが頭で合わせた。一度はクロスバーに阻まれたが、ボールが相手GKの背中に当たり、オウンゴールとなった。
拮抗した試合展開の中で生まれた貴重な追加点ということもあり、ドイツ代表DFは大はしゃぎでキッカーを務めたルカ・モドリッチのもとへ駆け寄る。その際、カタール・ワールドカップの日本戦で浅野拓磨と並走する際に見せた“リュディガー走り”を披露したのだ。
あまりのはしゃぎっぷりにファンは、「リュディガー、保護者の前でも目立ちたがる小学３年生みたいな走り方してる笑笑」「ついにゴールパフォまでそれになったか笑」「リュディガーのハッスル走りだいすっき」「喜びかたすごいな」「かわいい」「ゴールパフォでもリュディガー走りするんだ」「カマヴィンガとホセルが笑ってた」などとセレブレーションを楽しんでいた様子だった。
その後、レアル・マドリードはさらに２点を追加してセルタに４－０で完勝。カタール・ワールドカップの日本戦では“リュディガー走り”を披露した後に、浅野に逆転ゴールを許して敗北した苦い経験があるが、この試合ではきっちり勝ち切った。
マドリードはこの勝利で２位・ジローナとの勝点差７を保ち、ラ・リーガ優勝に向けて邁進中。そんな中でリュディガーは、今季のラ・リーガで24試合に出場と故障者の多い最終ラインを支えている。
（ABEMA de DAZN／ラ・リーガ）
