
「たぁちゃん」「みぃちゃん」と呼び合う2人は相性抜群だ。元NMB48でアーティストの白間美瑠と、舞台やドラマで活躍する俳優の永田崇人が3月15日(金)より放送スタートしたABEMA『私たち結婚しました 5』に出演し、期間限定の新婚生活を過ごす。
初めて会った瞬間に“この人とだったら大丈夫だ”と確信を得たという白間と永田。さらに、新婚生活を過ごす中で、いくつもの共通点を見つけたという。「今までこんな人、いなかった」と語る2人は、運命の出会いとも言えるだろう。
白間「この人とやったら、一緒の時間が楽しそうって思えた」

(取材前にも自然に会話が弾んでいる白間と永田)
――かなり打ち解けている雰囲気ですね。
永田: そうですね。
白間: 2人でいろいろやってきてるので(笑)!
――まずは今回、出演が決まった時の率直な感想をお願いします。
永田: 不安でした。「俺が結婚? できる?」みたいな気持ちが正直ありました。
――これまで少しも結婚をイメージしたことがない?
永田: ないんですよ。自分のことで精一杯ではあるので、結婚したのに相手のことを疎かにするのも違うというか。ここまで考えたことは一切ありませんでした。
――では今回、かなり具体的なシミュレーションができましたね。
永田: そうですね。でもいまのところ、ちょっと理想的過ぎるかもしれない(笑)。
――白間さんは?
白間: 最初は誰が夫になるのかわからなかったし、会ったことがない相手やったから「どんな声してるんやろ?」とか「どんな性格なんやろ?」っていうのがずっと心の中にありました。
――会ってみて印象はいかがでしたか?
白間: 笑顔が素敵で、明るくて、お茶目やと感じました。
永田: 「かっこよくて、優しくて、身長が高い」って加えておいて。
白間: ……かっこいいな! って思いました。
永田: ありがとうございます(笑)。僕は、言葉では上手く説明できないんですけど、「大丈夫だ」と一瞬で思えました。安心感がありました。
――不安が一気に解消されたんですね。
永田: 雰囲気みたいなもの? オーラ? とにかく目に見えない何かが、そう思わせてくれました。
――では打ち解けるスピードは想定よりも早かった?
永田: 僕は早かったと思いますけど…どうですか?
白間: 会った瞬間のリアクションがすごく良かったので、私も安心しました。この人とやったら、一緒の時間が楽しそうって思えましたね。素敵なリアクションでした。
――ちなみに白間さんは永田さんを何と呼んでいるんでしょうか?
白間: たぁちゃんです。
永田: なんか、5歳児の仲良い子たちが呼び合いそうな名前ですよね(笑)。
永田、結婚観が変化「『こういうのもアリなんだ』と思わせてくれた」

――結婚生活をしてみて発見はありましたか?
永田: 結婚というものをちゃんと考えたことがなかったですし、イメージとしては「大変そう」と思っていたんです。そんな中で、みぃちゃんは女性としても魅力的だけど、良い意味で友達のような関係としてもいられるなと。何をやってても楽しいんですよ。「こういうのもアリなんだ」と思わせてくれるし、発見でした。みぃちゃんが相手だったからこそだと思いますけど。
白間: 結婚すると、奥さんが家事なんかを率先してやらなくちゃいけないような、大変なイメージだったんですけど、でも今回は2人共、家事ができないという共通点があったんです。どっちもできないからこそ、しっかり分担できましたし、そういう話合いが同じ熱量でできました。好きなこともたくさん似ていたから、心地いい関係でした。
――どんなことが似ていたんですか?
永田: 結構、全部似てますよ…!
白間: お互い体を動かすことも好きだし、小さい頃の将来の夢も一緒だったんです。
――男女で小さい頃の夢が一緒なのは割と珍しいですね。どんな夢だったのでしょうか?
白間: それが…消防車なんです……(笑)。
永田: スゴくないですか? 消防士を間違えて消防車って書いたことがあったんですけど、一緒の経験をしていたんです。そういうのほかにもめっちゃあるよね?
白間: ある。落ち着く寝方も一緒やった。
永田: 棺に入ったような形で、腕を胸の上で交差させて寝るんです。僕がそうやって寝た時、「それやるん?」って聞かれて「バカにされてる」と思ったんですけど、「私もやる」って言ってて、「マジ…!?」ってなりました。あれはびっくりしたなぁ(笑)。
――夢が消防車で、落ち着く眠り方が棺スタイルって奇跡のような出会いですね(笑)。
永田: もちろん、今までこんな人、いなかったですよ(笑)。「私も…!」って言われるたびに「本当? 合わしてない!?」ってつい疑ってましたから。
白間: 合わせてへん! ほんまに一緒(笑)。
永田、白間との時間は「客観的に見ても、理想的な結婚生活」

――会話を重ねる中で発見した意外な一面はありましたか?
白間: たぁちゃんはめっちゃボケたり、お茶目な人だなって思っていたんですけど、肝心な時はリードしてくれたり、話もしっかり聞いてくれます。そして、話したことをしっかり覚えてくれていて、そういうところが大人やって思いました。
永田: なんかうれしいこと言ってくれるね(照)。僕は何でも笑ってくれるところ。くだらないことでも、みぃちゃんは反応してくれるんです。いつからか柔らかい人というイメージで接してたら、実は頑張り屋さんだと聞く機会があって。そんな真面目な部分を隠していたんだなって思ったし、その日からそういうイメージもつきました。
――夫婦として過ごす中での思い出のデートは?
永田: まじで全部だけどなぁ…。
白間: そうやね。
永田: 新婚旅行のハワイとか最高だったもんね。
白間: 本当にいろんなことをしたよね。ひとつひとつのことが大き過ぎて、どれかには選べへん。
――相性ばっちりの2人ですが、デートでやりたいことも一致してるのでしょうか?
永田: そうですね。
――食の趣味はどうでした?
白間&永田: これが合うんです…!
――ユニゾンしましたね(笑)。
白間: あははは(笑)。お互い、辛いものが好きで、ご飯食べる時に辛いソースをかけたり。結構、辛味も同じレベルまで耐えられるんです。

――結婚を考える時に、相手に求めるものはありますか?
白間: 私は「これがしたい」となったら、すぐにやりたい派なんです。私がそういうテンションになった時に、「いこいこ!」とノリ良くしてくれる人じゃないと無理ですね。お互いスケジュールが大丈夫だと仮定して、「明日スノボー行こ!」と言って「無理やって。用意とかあるやん」と言われると、「はっ?(一瞬目を見開きながら)」ってなっちゃう。
永田: 強い目になりましたね(笑)。やっぱり強い人でした。
白間: はははは(笑)。ノリがいい人がすごく好きです。
――永田さんはいかがですか?
永田: まず「僕を受け入れてくれますか?」って感じですよ。情けなくて、どうしようもなくて、部屋の隅で、体育座りをしている感じの、センシティブな男なんです。
白間: ええ…? ホンマ?
永田: 「大変よ?」って感じですよ。
――そんな部分は垣間見られましたか?
白間: うーん。それとは違うと思いますけど、なんか物をすぐ落としたり、手元がゆるいなとは感じました(笑)。でも笑顔で「あっちゃー」とか言ってるから許せちゃう。
――かわいらしさを感じたんですね(笑)。では最後にそれぞれ番組の見どころをお願いします。
白間: 変に作ったりせず、ありのままの姿で挑んでいます。たぁちゃんもそのままを見せてくれていると思うし、素直にふたりが生活をしている姿を見てもらえたらいいのかって。

――これまでカメラの前では見せたことない姿というか。
白間: そうですね。元々、アイドルやったんで、結婚後の姿はもちろんないですし、ファンの方々がどういう反応をするのか楽しみです。自分もどういう表情をしているのか、わからない部分があるので、私も放送を楽しみにしていたいと思います。
永田: 僕は出演している側ですけど、客観的に見ても、理想的な結婚生活だと思います。新婚旅行としてハワイに行ったり、そこでさまざまなレジャーを楽しんだりなど、自分がやりたかったことが詰まった時間を過ごしました。そういう意味では、どこか旅をしているような気分も味わえると思うので、そういう見方でも楽しんでもらえたらなと。
白間: いいね(拍手しながら)。
永田: 本当?
白間: うん。
永田: おー。褒めてもらえてよかった(照)。



『私たち結婚しました』とは
本番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』(※1)を日本版にリメイクした、「ABEMA」オリジナルの結婚モキュメンタリー番組。芸能人同士の期間限定の結婚生活に密着し、結婚式や新居の準備、寝室での様子など、普段見ることができない芸能人夫婦の様子をお届けする。2021年に放送したシーズン1には野村周平&さとうほなみ、白洲迅&堀田茜のペア、シーズン2 は浅香航大&とトリンドル玲奈、塩野瑛久&足立梨花のペアが登場。そして2022年に放送したシーズン3には佐野岳&島崎遥香、中田圭祐&川島海荷のペア、シーズン4には久保田悠来&貴島明日香、瀬戸利樹&紺野彩夏のペアが登場。これまでに過去全4シーズンを通した「ABEMA」での総視聴数は7,000万回を突破し、20代と30代の女性およそ1100万人以上が見届けるなど人気シリーズとなっている。(※2)
※1:『私たち結婚しました』は、韓国の地上波放送局、株式会社文化放送(MBC)が企画、制作した番組です。
※2: 2024年2月時点、自社調べ
テキスト・取材:中山洋平、撮影:藤木裕之


