【WWE】RAW(3月11日・日本時間12日/ヒューストン)
日本でも活躍したハイフライヤーの超人的なシューティングスターの大技にファン騒然。異次元の高さと美しさを誇る大技に会場がどよめき「かっけえ!」「綺麗」「すげー」など驚きのリアクションが相次いだ。
グンターの保持するWWEインターコンチネンタル王座への挑戦者を決める6選手参加のガントレットマッチが開催された。最も不利な勝ち抜き戦で最初に登場したリコシェとJDマクドナが好勝負を展開。特に久々に登場したリコシェの超人的なハイフライに会場がどよめいた。
前IC王者と実績のあるリコシェだが、最近はTVマッチでの露出も少なめ。一方のJDも実力者ながら最近は全方位でWWE内での雑な扱いが続き、会場ではブーイングの対象となりがちだ。
試合中盤、リコシェはリバース・フランケンシュタイナー、対するJDがスパニッシュフライで反撃。噛み合う両者のスリリングな技の連発に、ファンからは「ほんと綺麗だ」「JDがほんと上手い」と評価は高い。
その後も両選手がフィニッシャー級の大技を連発するも決着が付かず。「めちゃくちゃいい試合だ」「ガントレット戦ということを忘れてしまう」「これメインでいいだろう」「この2人日本でやったら絶対盛り上がる」といった声まで聞かれた。
ハイレベルの攻防が続くなか、圧巻のハイフライをみせたのは、やはりリコシェだった。トップロープでの争いを制し、トップロープからジャンプし打点の高いシューティングスターを炸裂。
開始時に最初に放ったクロスボディから脇腹を負傷したか、かばうシーンが目立ったリコシェだが、高さや空中姿勢、回転から着地に至るまで完璧なシューティングスターをキッチリ決めJDから勝利をもぎとった。
ファンからも「空中姿勢エグいな」「かっけえ!」「美しい!」「素晴らしい!」「うわぁ!すげー」「綺麗」と驚きの声があがる圧巻の勝利だったが、JDとの激闘によるダメージが大きく、次に登場したブロンソン・リードに敗れて脱落。試合は4番目に登場したサミ・ゼインが優勝しIC王座挑戦権を手にした。(ABEMA/WWE『RAW』)