【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 1-0 鹿島アントラーズ(3月9日/町田GIONスタジアム)
町田が見せた執念のボールキープが話題となっている。鹿島に1点リードで迎えた試合終盤、町田は敵陣コーナー付近で耐久戦を仕掛け、激しい攻防を繰り広げた。これにはファンも「町田が鹿島ってる」と興味津々だった。
注目の場面は1-0で町田がリードして迎えた90分のことだった。町田FW平河悠が右サイドの敵陣深くでボールを持つと、コーナーフラッグでのボールキープを遂行。1点のリードを守るために時間を稼ぎ、最後は激しくチェックをする鹿島の選手のボールタッチでラインを割ったことで町田のスローインとなった。
鹿島が得意とする、コーナーフラッグ付近で体を張りながらボールを保持し、相手にボールを当ててスローインやCKに逃れるなどの一連のボールキープ術。通称「鹿島る」を体現した町田。相手のお株を奪うようなプレーにはファンも「鹿島の十八番がw」「鹿島の前で鹿島ってる」「町田る」「強いチームがやるやつやん」と楽しんでいる様子だった。
試合は結局、町田が1点のリードを守り切り、前節のJ1初勝利から2連勝を飾った。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)