【リーグアン】ストラスブール 0-1 モナコ(日本時間3月10日/スタッド・ドゥ・ラ・メノ)
あと少し判断が遅ければ、モナコの南野拓実は退場になっていたかもしれない。ハイボールを日本代表MFが足で処理をしようとしたところ、後方からストラスブールのDFリュカ・ペランが頭で突っ込んできた。
疑惑のシーンは14分に起こった。南野がハイボールに右足を出すと、ストラスブールのペランが頭から突っ込んできた。日本代表MFは危険を感じたかすぐさま足を引っ込めて接触を回避。しかしペランは、まったく蹴られていないにもかかわらず、頭を抑えて痛がるフリをしていたのだ。
開始4分に南野が守備でイエローカードを受けていたため、ペランはあわよくば南野を退場にできると考えたのかもしれない。プレー後にも主審に執拗に抗議していた。しかし、リプレイ映像でその一部始終を見ていた視聴者からは、「よく足止めたな」「嘘はいかんw」「何に蹴られたんや」「当たってないやんw」「演技すんな」と、南野の冷静な判断やペランのシミュレーションに反応した。
南野拓実はセレッソ大阪時代に一発退場した過去が二度あるものの、ヨーロッパに渡ってからは一度もレッドカードをもらっていない。とはいえ今回のワンシーンは、リプレイで確認するまで何が起こったか不明瞭で、ヒヤリとさせられた場面ではあった。
この試合で南野は53分に強靭デュエルからの完璧クロスによるアシスト未遂をした後、59分に途中交代。なお、モナコは71分にMFエリエス・ベン・セギルが決勝ゴールを挙げ、1-0でストラスブールを下している。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)