【WWE】RAW(3月11日・日本時間12日/ヒューストン)
キュート&コミカルさが売りの美女レスラーに、対戦相手のレスラーがブチギレ。「お前、真面目にやってるの?」とリング上で恫喝された直後に、たまらず逃げ出したところにカウンターの顔面キックが突き刺さって失神KOする憂き目に…。試合後は涙目になって呆然とした様子だった。
マキシン・デュプリ&アイビー・ナイルと、キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェルのタッグマッチでの衝撃シーン。いつも“明るく楽しい”プロレスがモットーのマキシンに、対戦相手のキャンディスが突如噛みつき、衝撃KOしてみせた。
ここのところ“しょっぱい試合”が多いとネット上でも批判が増えてきたマキシン。数カ月前にはWWE女子世界王者のリア・リプリー相手に何も出来ず一喝されるなど、厳しい状況が続いている。
この日もリングインしてドロップキックが綺麗に決まったところまでは良かったものの、その後に腰を“クネクネ”するおちゃらけの動きから、所属ユニット“アルファ・アカデミー”のオーティスを真似た「キャタピラー」パフォーマンスを見せると、そこにムッとした表情でキャンディスが仁王立ち。
彼女のふざけた行動にブチ切れたキャンディスが「もうやめて!何なのあのふざけた技は?ちゃんと真面目にやってるの?」とリング上で公開ロジハラ攻撃。いつも笑顔を絶やさないマキシンも、この時ばかりは顔面が引きつり半泣き状態に…。
さらにキャンディスは「何で皆がブーイングしているか分かる? ここにあんたの居場所はないのよ」と口撃を緩めず、さらに言葉攻め。これに耐え切れずマキシンが走って逃走。しかし、インディがビッグブーツをカウンターで決めてKO。あっさりカウントスリーで敗戦となった。
キャンディスの技というより言葉に完全にやり込められてしまったマキシン。ファンからも「心折れた」「精神的に追い詰めた」という声。もちろんマキシンに「かわいそう」など、同情の声も聞こえたが「ヒールターンしそう」「闇落ちしそう」など、突然いじわるキャラに変貌した“妖精”ことキャンディスに対しての驚きの声が多かった。(ABEMA/WWE『RAW』)