【プレミアリーグ】チェルシー3-2ニューカッスル(日本時間3月12日/スタンフォード・ブリッジ)
チェルシーのウクライナ代表FWが持ち前のスピードでディフェンスを置き去りにした。DFラインを抜け出したミハイロ・ムドリクは、キーパーとの1対1でも落ち着いた対応を見せてボールをゴールへ流し込んだ。ファンもムドリクのスピード感溢れるゴールに「これが見たかった」と大興奮だ。
チェルシーが2-1でリードして迎えた76分、コーナーキックのこぼれ球を拾ったニコラス・ジャクソンが相手選手を一人交わしたところからカウンターが開始。最終的にペナルティボックス付近で、味方であるコナー・ギャラガーからボールを強奪する形となったムドリクはドリブルで相手DFをかわし、ボールをゴールへ流し込んだ。
このゴールにファンも「ムドリク速すぎて草」「ムドリク最高かよ」「これが見たかったムドリク」と彼らしいゴールに賞賛の声が上がっている。
解説の林陵平氏も「彼に必要なのは自信ですからね。過程も大事ですけど結果で評価されますので」と悩めるストライカーの覚醒を期待した。
ムドリクは今シーズン21試合の出場で4ゴール2アシストを記録している。昨冬8900万ポンド(約170億円)の大型移籍でチェルシーに加わったものの、ここまで期待される結果を残しているとは言い難い。最近は交代要員としての起用が多い快足ウィンガ―だが、このゴールから自信を取り戻して、ブレイク出来るだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)