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【映像】“不倫妻”篠田麻里子の号泣謝罪シーン
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 過激かつコミカルなラブシーンと斬新な展開が話題の連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)の最終回が16日放送。ラストに見せた、篠田麻里子による不倫釈明&涙の謝罪が真に迫り過ぎていて鳥肌ものだ。

【映像】“不倫妻”篠田麻里子の号泣謝罪シーン

 妻の不貞現場を目撃した大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉(伊藤淳史)が、愛娘の親権を得るために父親の親権獲得率わずか1割の壁に挑むサレ夫逆襲ブラックコメディ。漫画家・大竹玲二による人気コミック「離婚しない男」をベースに、今年3月限りで放送作家業と文筆業から引退する鈴木が、最後の地上波ドラマとして放送コードギリギリの攻めた表現とテンションで唯一無二の不倫劇を描く。

 離婚裁判直前、自らの不貞&不倫相手の子供身ごもりという状況から、渉に親権が奪われることを覚悟する綾香(篠田)。だが渉の離婚弁護士・財田(水野美紀)から背中を押され、渉と娘・心寧に向けて自らの過ちを悔いた号泣謝罪をする。

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 「私は本当にバカだ」と自責の念を口にする綾香は、財田から「あなたはまだ間に合う!変なプライドは捨ててなりふり構わずぶつかってみろ!」とアドバイスを受けて決断。

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 自宅に帰った綾香は、心寧がソファーで寝てしまっているのを知ってか知らずか、「心寧、ママねパパと心寧を裏切るようなことをしたの。心寧、ごめんなさい」と頭を深く下げて「心寧はね、これからパパと一緒に生活することになると思う。だけどね、パパは心寧を今よりももっと楽しくしてくれるから」と涙を浮かべて別れの挨拶。

 さらに、改めて渉に向かって「裏切ってごめんなさい。苦しい思いをさせてごめんなさい。私が馬鹿でした。心寧を芸能界に入れたいと言ったのも、昔の仲間への嫉妬です。目の前にある幸せが幸せだって気づけずに、自分の欲とプライドだけで生きてた馬鹿です。そんな馬鹿な私が大事なものを失って当たり前です。だけど怖いんです。自分の罪を受け止めるのを怖がっている私の背中を、思い切り押してください」と顔を涙でグシャグシャにさせながら謝罪をしつつ、自分の名前が記された離婚届を渡す。心寧が目覚めると、号泣しながら力強く抱きしめるのだった。

 小池との地上波ギリギリの変態不倫プレイを演じ、体当たり俳優としての道を切り開いた篠田だが、最終話で見せた綾香の不倫釈明&涙の謝罪場面では切実さをフル爆発させた情感ある演技で魅了する。

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(写真:野原誠治)

 16日に行われた囲み取材にて、篠田はこのシーンの撮影について、「言葉に詰まるってこういうことなんだって体感した。セリフを言うときにどうしても涙が出て、感情が溢れてしまった」「(このセリフを言うのが)嫌というのでも悲しいとかでもない。言葉にならないってこういうことなんだろうなって感じた」と回顧。「人生に無駄なことってないんだなと思った。いただいたときに、自分の中で一歩踏み出した感じになりました」「お芝居をするというよりも、そこ(役)を生きるというのを体感できた」と、自分の人生と交差したセリフであったと語っている。

 セリフを口にしているとは思えぬ真に迫った篠田の熱演に、視聴者からも「まりこ様もほんまよく頑張られた」「リアルだな演技」「演技に見えない」などの声が挙がっている。

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