過激かつコミカルなラブシーンと斬新な展開が話題の連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』（テレビ朝日系）。ついに迎えた最終回では、間男・小池徹平が伊藤淳史に復讐を誓った衝撃理由が明かされる。
【映像】母親の不倫相手は友達の父親…残酷すぎるマサト（小池徹平）の過去
妻の不貞現場を目撃した大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉（伊藤淳史）が、愛娘の親権を得るために父親の親権獲得率わずか１割の壁に挑むサレ夫逆襲ブラックコメディ。漫画家・大竹玲二による人気コミック「離婚しない男」をベースに、今年3月限りで放送作家業と文筆業から引退する鈴木が、最後の地上波ドラマとして放送コードギリギリの攻めた表現とテンションで唯一無二の不倫劇を描く。
渉ファミリー爆死計画が未遂に終わり、部下・千里（玉田志織）からナイフで刺されたマサト（小池）。そんな瀕死の状態を助けてくれたのは、なんと渉だった。マサトを救出するために廃墟に戻った渉は「なぜ俺を恨む？なぜ俺からすべてを奪おうとする？」と聞く。
そこでマサトは、渉を目の敵にする理由を初めて告白。渉の父こそ、マサトの自殺した母親の不倫相手だったのだ。マサトは「親父に言われたんだ。母さんは俺たちを裏切ってほかに好きな人が出来たと。その男は別れて母さんと結婚すると言ったらしい。その男は岡谷茂、お前の親父だ！」とまさかの真相激白。「でもお前の親父は母さんを裏切った！知ってるだろ？別れなかっただろ」と打ち明ける。
母親と親友だった渉の父・茂との不貞現場を目撃した日、マサトは母親に「許せない、死んじゃえばいい」とメール。翌日、母親は「ごめんね」という連絡を最後に、服毒自殺を遂げた。マサトは元凶である茂とその息子・渉に憎しみの全てを向けて整形。別人に成りすまして近づき、渉の幸せの全てを奪おうと決意したのだ。
初めて明かされた父親の知られざる罪に渉は「すみませんでした。父さんも俺も何も知らずに…。俺が知っていたらマサトが闇に落ちる前に救い出せたかもしれない」と涙を流す。そして流れる定番曲『最後の雨』。息も絶え絶えにマサトが「そうか。俺たちは友達だったのかな」と呟くと、渉は「俺はそう思ってたよ」と答える。それを聞いたマサトは「俺いたんだな、友達…」としみじみと口にして「ごめんな」と謝罪。千里から刺された傷が致命傷となり、マサトは絶命。「マサト！」と渉は泣き叫ぶしかなかった。
マサトを歪ませ狂わせた原因は渉の父の不貞にあった。母親の不倫相手は親友の父という耐え難いトラウマを抱え、復讐の為だけに生きてきた男・マサトの悲しすぎる半生。そして死。予想外の衝撃的展開に「かなしすぎる」「マサトー涙」「最終回の最後の雨のタイミング沁みるね」「初めて最後の雨聞いて感動する」などの声が挙がっている。
『離婚しない男』はABEMAで見逃し配信中だ。
