過激かつコミカルなラブシーンと斬新な展開が話題の連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』（テレビ朝日系）。ついに迎えた最終回では、サレ夫・伊藤淳史がドラマタイトルにある伏線を回収する。
妻の不貞現場を目撃した大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉（伊藤淳史）が、愛娘の親権を得るために父親の親権獲得率わずか１割の壁に挑むサレ夫逆襲ブラックコメディ。漫画家・大竹玲二による人気コミック「離婚しない男」をベースに、今年3月限りで放送作家業と文筆業から引退する鈴木が、最後の地上波ドラマとして放送コードギリギリの攻めた表現とテンションで唯一無二の不倫劇を描く。
これまでの自らの行いを悔いた不倫妻・綾香（篠田）は、渉と娘の心寧に謝罪。「裏切ってごめんなさい。苦しい思いをさせてごめんなさい。私が馬鹿でした。心寧を芸能界に入れたいと言ったのも、昔の仲間への嫉妬です。目の前にある幸せが幸せだって気づけずに、自分の欲とプライドだけで生きてた馬鹿です。そんな馬鹿な私が大事なものを失って当たり前です。だけど怖いんです。自分の罪を受け止めるのを怖がっている私の背中を、思い切り押してください」。涙を流しながら自分の名前が記された離婚届を渉に渡して、心寧を力強く抱きしめる。
母・綾香を慰める様に抱きしめる心寧の姿を見た渉は、離婚弁護士・財田（水野美紀）から言われた「一番大事なことをあなたはまだやっていない」との忠告を思い出し、心寧に「大事なこと聞いてなかった。お父さんとお母さん、離れ離れになるかもしれない。心寧はお父さんとお母さんどっちといたい？」と涙を流して聞く。
これに心寧は「ママとパパと両方といたい。両方とず～っといたい。心寧、いい子にするから」と答えると、渉と綾香は号泣。渉が「俺がいけなかったんだ。俺が綾香のことをもっともっと見ていれば。もっともっと話し合っていれば」と後悔を口にすると、綾香は「違う、私がダメなの」と謝罪。綾香と娘を抱きしめた渉は「さよならなの？」と聞く心寧に「さよならじゃない」と告げて、離婚届をビリっと破り捨てる。そして2人を見ながら「スタートだ。ず～っと一緒だ」と泣き笑い。
心寧は綾香の結婚指輪を棚から持ち出して、渉に渡す。その指輪を渉は綾香にはめる。心寧は「おめでとう！ママ、パパ」と大喜び。綾香は幸せを噛みしめて涙を流すのだった。
ドラマのタイトル通り“離婚しない男”になった渉。夫婦愛、親子愛、家族愛という3本柱が一気に押し寄せるボロ泣き感動クライマックスに
「ここねちゃんが良い子すぎる」「3人一緒が良いよ それ以外の選択肢なんてないよ」「無理だ泣く」「まさかこういう展開になるとは」「最終回泣けるの草」「やば、嬉しい」「不覚にも泣いた」「これが離婚しない男」 などの声が挙がっている。
『離婚しない男』はABEMAで見逃し配信中だ。
