過激かつコミカルなラブシーンと斬新な展開で話題の連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁(およめ)の騙し愛―』(テレビ朝日系)がついに最終回を迎えた。伊藤淳史は間男・小池徹平との子供を我が子として受け入れるのだが、その命名に衝撃が走る。
妻の不貞現場を目撃した大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉(伊藤淳史)が、愛娘の親権を得るために父親の親権獲得率わずか1割の壁に挑むサレ夫逆襲ブラックコメディ。漫画家・大竹玲二による人気コミック「離婚しない男」をベースに、今年3月限りで放送作家業と文筆業から引退する鈴木が、最後の地上波ドラマとして放送コードギリギリの攻めた表現とテンションで唯一無二の不倫劇を描く。
不倫妻・綾香(篠田麻里子)の不貞を許し、家族を思いやる姿勢に変化した渉。夫婦としてお互いの関係を再構築し、幸せを取り戻した岡谷一家には新しい家族が増えていた。それはマサト(小池)と綾香の間に出来た子供。渉を憎んでいたマサトが皮肉交じりに望んだ「わたらない」ではなく、その名前は「おさむ」だ。本ドラマの脚本を手掛けた鈴木おさむとまさかの同じ名前。意味深なこの命名にSNSでも「赤子の名前おさむ」「おさむ!?」などと驚きの声が。
そんなおさむが目を覚ますと、渉は率先して抱っこ。綾香が代ろうとすると「(朝ごはん)先に食べていて。見ているから」と気遣いの満面の笑み。これに綾香も嬉しそうにニッコリ。人間的に成長した2人は娘の心寧、息子のおさむと幸せそうに朝の食卓を囲むのだった。
綾香と間男・マサトのおせっくすを何度も見せつけられていた渉だが、マサト亡き今では“離婚しない男”として新しい命と共に温かい家庭を築く覚悟を決めた。いまだかつてない幸せそうな表情を浮かべる妻・綾香と娘・心寧、生まれたばかりのおさむ、そして良きパパとなった渉の姿に、SNSでは「渉ってやつは涙」「最後泣き笑いハンパない」「まさかのハッピーエンド 渾身の脚本だったね…おさむさん…」「まさか離婚しない男で泣くとは…」「めっちゃ良い終わり方が逆に衝撃的」などと、反響が広がっている。
『離婚しない男』はABEMAで見逃し配信中だ。