【WWE】SMACKDOWN(3月15日・日本時間16日/メンフィス)
タッグチームがロープに登りながら相手レスラーを高々とリフト、トップロープよりも高い地点から真っ逆さまにマット目掛けてぶん投げ、セコンドの女子レスラーが「信じられない!」と思わず口を抑えた危険な落下技が場内をどよめかせた。
【映像】合体スラムで悶絶KO→女子レスラー“あ然”の瞬間
ともにラテン系レスラー軍団の“レガート・デル・ファンタズマ(LDF)”エンジェル・カリーヨ&ウンベルト・ガルザと“LWO”ホワキン・ワイルド&クルス・デル・トロがタッグマッチで対戦。両軍団が抗争を繰り広げるなか行われた試合で、エンジェル&ウンベルトがロープを使って衝撃の高さから相手を放り投げる“合体スラム”を披露した。
味方への介入など反則行為のイメージが強い“LDF”エンジェル&ウンベルトだが、今回は4月6日、7日に開催される年間最大の祭典『レッスルマニア』への出場権をかけた試合とあって荒々しくもクリーンな戦いを展開。両軍ルチャ仕込みの空中殺法が飛び交うなかで、“LDF”チームが見た目も威力も強力な連携プレーを見せる。
自軍のコーナーでエンジェル&ウンベルトは、互いにセカンドロープに乗り安定位置を確保しながら相手を高々とリフトアップ。デル・トロはそのまま真っ逆さまに背中をリングに叩きつけられ悶絶。リング下で戦況を見守るゼリーナ・ベガも口を抑えて「なんてことするの、やばいわ…」と驚きのリアクションだ。
シンプルにしてダメージが甚大な二階の高さからのミリタリー・スラムに、解説の堀江ガンツ氏も「凄いですね…二階から放り投げる感じですね」とあ然、ファンも「高い」「投げ捨てた」「スーパー・デッドリードライブ」「よく受けるな」「投げられる方恐いだろ…」と驚いた様子だった。
試合は相手チームの分断に成功、エンジェルがデル・トロをリフトして、落下地点にベルトのヒザ攻撃をあわせるというエグい合体プレーでフォールを奪い見事勝利を収めた。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)