【FAカップ】マンチェスター・ユナイテッド4-3リヴァプール(日本時間3月18日/オールド・トラッフォード)
その瞬間、スタジアムの盛り上がりは最高潮に達した。しかし、リヴァプールの日本代表MF遠藤航が決めた同点ゴールは、テクノロジーに屈する。まさかの判定にファンも思わず「そんなことって…」と言葉を失った。
FAカップ準々決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦したリヴァプール。遠藤はアンカーとしてスタメン出場すると、1点ビハインドの38分にその瞬間を迎えた。
ルーズボールを回収した遠藤が、右サイドのFWモハメド・サラーに預けてボックス内に侵入。折り返しのボールを右足で丁寧に流し込んだ。その瞬間、スタジアムに訪れたリヴァプールサポーターは大歓声。遠藤も両手を広げてゴールを喜んだ。
しかしそんな喜びも束の間。オフサイドフラッグが上がり、ノーゴールの判定に。遠藤も「ないないない」といった表情を見せたが、リプレイで確認すると、サラーがわずかに飛び出しており、幻のゴールとなった。
まさかの判定にネットでは「VARいらねえ」「そんなことって…」「遠藤幻のゴールか」「もうゴールでいいじゃん」「くっそ喜んだのに」と、幻のゴールを悲しむ声が多く上がっていた。
(ABEMA de DAZN/FAカップ)