【リーグアン】モナコ 2-2 ロリアン(日本時間3月17日/スタッド・ルイ・ドゥ)
モナコFW南野拓実が、イエローの判定に対して怒りを大爆発させた。相手のドリブルを阻止しようとした日本代表FWは、真横から思い切り相手の足を蹴り飛ばしてしまったのだが、審判に出されたイエローにも全く納得がいっていない様子。雄叫びとジェスチャーで猛抗議した。
南野の感情が荒ぶったきっかけは、53分の場面だ。自陣にドリブルで侵入してきた相手MFのマークに行った南野だが、疲れもあってか対応が少し遅れてしまう。そこで相手の左後方からタックルを試みるもボールには届かず、結果的に相手の足を踏みつけた。目の前で見ていた主審からイエローが提示されるも本人は見向きもせず、険しい表情のまま「ヘイヘイ!」と大声で判定への不満を訴えた。
自らが起こしたファウルに満足いかない南野について、解説者のフローラン・ダバディ氏は「この2試合は疲れだったり、自分が頭の中でやりたいことと体がついていけてない」「自分に対するフラストレーションですよね」と、思い通りにできない葛藤からの行為だったと推察した。
このタックルでイエローをもらったこともあり、南野はスコアボードに名前を残すことなく76分にピッチを後にした。ここまでリーグ戦6ゴール5アシストとまずまずの結果を残す南野だが、3月に入って1点も決められていないのが本人にとっても悩みの種か。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)