鈴木おさむが、森三中・黒沢かずこ&村上知子に「女芸人をバカにするのやめろ」と怒られた過去があることを告白。しかし、その言葉が大島美幸との結婚を後押しするものになったようだ。
ABEMAにて3月24日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#18では、「鈴木おさむの歴史を振り返る72分」と題した企画が行われた。鈴木といえば「SMAP×SMAP」など数多くの人気番組を手掛けてきた放送作家および脚本家だが、今年3月31日をもって32年間行った放送作家業を引退することを受け、それぞれ付き合いの深い稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾と思い出トークを繰り広げた。
鈴木は1992年にニッポン放送のラジオ作家としてデビューを果たし、以降、バラエティ番組、ドラマなど数々のヒット作を生み出してきた。そんな中で、2004年に森三中の大島美幸と交際0日で結婚した。
2002年に鈴木は香取ら主演のドラマ「人にやさしく」(フジテレビ系)を手掛け「自分はいろんなことに歯が立たない」と感じ、一から出直すという気持ちで「舞台をやろう」と企てたという。そんな中で、高校の後輩で現在は演出家、脚本家、ラジオパーソナリティとして幅広く活躍するマンボウやしろと交流を持ち、舞台で起用する人材を発掘するという意味も兼ねて、毎週飲み会を行なっていたそうだ。その時期に、マンボウやしろに「誰と会いたいですか?」と聞かれ、鈴木はパッと大島の顔が浮かんだ。
大島は、当時バラエティ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)の企画で、おじさんの設定で腰にタオルを巻き、ダウンタウン・浜田雅功と共にサウナに入るという体を張った企画に挑戦していた。鈴木は「今となっては絶対にダメなんですけど、“すっごい人が出てきた!”とびっくりして」と現妻の第一印象を明かした。
さらに、同時期、大島はマッコイ斎藤演出の別番組で、ヤンキーのレディースとハンドバックで殴り合う企画も行なっていたそうだ。鈴木が「それで必ず泣くんですよ。ハンドバックで殴られて」と振り返ると、香取も見ていたようで「ボコボコにされるんですよね」とコメントしていた。
そういったシーンが強烈に頭に残っていた鈴木は、マンボウやしろに「(大島と)会いたい」と伝え、初めて会った飲み会で「(皆が)ウケると思って、その日に『結婚しよう』と言った」そうだ。
以降も毎週、飲み会で顔を会わす大島に対し「結婚しよう」と言っていたが、2ヶ月が経過した頃、相方の黒沢かずこと村上知子が「毎週言ってるけど、女芸人バカにするのやめてくんないすか!結婚する気があるんだったら親の挨拶に行ってくださいよ」と怒ったという。
2人の言葉を受け、本当に大島の実家に挨拶に行った鈴木。「(親に)怒られるかと思ったら、『もらってくれてありがとうございます』と言われて、引くに引けなくなってしまった。大島さんも。それでその場で婚姻届けを書いて、婚姻届を出しに行ったんですけど、その出しに行った日が初めて2人きりになった日だった」と振り返っていた。
みちょぱが「好きみたいな感情がなく結婚した?」と聞くと、鈴木は「僕はリスペクトがあった。(でも当初は)ラブはないんですよ。だけど住んでるうちにだんだん気持ちが変わってきたんですね」と明かしていた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)